つるや鶴泉堂|匝瑳市八日市場、文化財の老舗和菓子店でお土産を購入
匝瑳市八日市場の老舗和菓子店。
今回は「鶴泉堂」さんのご紹介。もう何度もお世話になっていますが、今まで単独でご紹介していなかったので改めて記事を作成しました。
つるや鶴泉堂
千葉県匝瑳市八日市場イ2871「つるや鶴泉堂」
JR八日市場駅からも近い旧街道沿いに面した文化財の木造店舗で現役の和菓子店。

天明元年(1781年)創業。200年以上の歴史を今に伝え、建物は昭和初期、奥の石倉庫が大正14年築である。屋号の「鶴」をあしらった瓦や雨樋など見どころ多数。
店舗兼主屋は、通りに2面する南北に長い敷地の北端に建つ。昭和前期の建物で、間口6.6m、奥行10mの木造2階建、寄棟造妻入桟瓦葺、出桁造で垂木を配る。1階が店舗、2階が住まいになっている。北正面から小路に面した西側には下屋庇をまわし、鉤の手にガラス戸をたて、開放的である。昭和前期における建ちの高い町家の一例。
石倉庫は、大正14年(1925)の建物で、敷地南端に建つ。桁行5.5m、梁間3.6m、石造2階地下1階建で、東西棟の切妻造桟瓦葺。北面には瓦葺庇を掛けて出入口を設け、上部に庇付窓を穿つ。切石を積み上げ、壁面を造り、水切りや鉢巻をまわす。大谷石の柔らかい風合いが落ち着いた景観をつくっている
個人的には店頭角の照明が文化財級で興奮物!これからも車などで破壊されずに保存されたら嬉しいな。

店内は昭和期から改装されているものの、昔から変わらないショーケースに現在もお菓子が並んでいる。
純和風な店舗に、丸みを帯びたアンティークなデザインのショーケースがハイカラなセンスを感じる。ガラスも当時のままらしいので割れずに残っていることが奇跡的。

女将さんと旦那さんに歴史的建造物が好きで、とお話しするととても熱心に教えてくださった。同じような趣味の方が多く訪れるらしい。一人でも入りやすく、かつ楽しくてついついお話が止まらなくなるアットホームな雰囲気。


店内に飾らている絵が素敵だなと思っていたら、『古い町家と建物』で鶴泉堂さんが描かれてその原画らしい。『古い町家と建物』という本は、実は私が中学生の時にプレゼントで買ってもらった古い建物のイラスト集で、まさか10数年経ってここで出会うとは…

中学生の頃から私も好みが変わっていないんだな…
裏手の石倉庫は初夢漬けのナスを貯蔵するのに現在も使っているらしい。店舗だけでなく調理場含めて戦前から変わらない佇まいに脱帽する。


冬季限定販売の初夢漬けは全国各地から注文が入るほど人気な品らしい。他にも和菓子を中心にバラエティ豊かに揃っているので八日市場のお土産にぜひ立ち寄ってほしい名店。
(訪問日:2023年5月)
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