商店街に残る老舗「坂本菓子店」。昭和元年創業!寅の饅頭を購入 -横芝⑸
横芝の古くから営業を続ける菓子店「坂本菓子店」へ。
昔のお話を伺い、虎の可愛いお菓子も購入出来て大満足でした。
横芝の老舗菓子店
千葉県山武郡横芝光町横芝652−1。古くから栄えた横芝の旧道沿いにある「坂本菓子店」。周辺は営業していないお店が多い中、元旦明けから営業していて嬉しかった。
※2022年10月現在、Googleマップの口コミに「やっていません」との情報が。もしかしたら閉店してしまったかもしれない…ご了承ください。
看板には名物であろう「千代最中」「落花煎餅」。
店内に入ると、明るい店主が迎えてくれた。目の前のショーケースには様々なお菓子が並んでいる。
一番上の段がどら焼き、中央にはお饅頭系、一番下には先ほど書いてあった千代最中が販売中。
2022年の干支といえば!の寅をモチーフにつくられたお饅頭に一目惚れした。今まで色々な菓子店巡っているが、これを超える可愛さってなかなか無い…!
しかも110円で安い。探索中のおやつに頂いた。
毎年、干支のモチーフでつくられているのかな?来年も気になる、と思っていたから今営業しているのか気になる。
坂本菓子店、横芝の歴史
店主の方に昔の話を伺った。
坂本菓子店の創業は、昭和元年。検索しても情報がほとんど無いので、今回お話を伺えて本当に良かった。
店内は広々していて、右がショーケース、左半分は棚が置かれていたので昔はもっと種類豊富に扱っていたのかもしれない。
40~50年前は、この近くにある金比羅神社へ駅から向かう人で賑わっていたという。1月10日に開催される大祭時には人が多くて商店街が通れないほど。
そして、菓子店がある通りが国道126号だったのだが、南側に新道が出来て買い物客が減少、行事もしなくなり、老朽化等で移転するお店も増え、現在のような静かな通りになったという。周辺には和菓子店が7軒も存在したというが、最後に残る一軒だった。
(訪問日:2022年1月)
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