「共栄社」で多古米を購入!”千葉の三大銘柄”の多古米 -多古⒀
多古と言えば、多古米!多古産の米は良質で、江戸時代からその味の良さが評判になってきたという。
今回、多古の街中を歩いた後、お土産に多古米を購入することにしました。
多古「共栄社」でお土産を
千葉県香取郡多古町多古364。多古の街中探索を終え、多古郵便局の南にある米販売店「共栄社」の傍を偶然通りかかったときに「おいしいお米 多古米」の看板が見えた。
徒歩、バス、自転車を利用して家まで帰るので、あまり重い荷物は持ち帰れないのだが、多古にせっかく来たのに多古米を買わないなんて!と、母が多古米をお土産に持ち帰ることになった。
店内は極めてシンプル。多古米のコシヒカリと、多古町産もち米が販売されていた。
2㎏で980円。重すぎると持ち運べないので、2㎏にした。出来ることなら、多古に訪れる際は車の方が良いですね…
多古米、評判通りとても美味しいお米で家族の評判も良かったです。また多古に行った際は購入しようということに。
多古米の歴史
千葉県に住む方なら、多古=多古米のイメージが強いのではないでしょうか。
多古町のホームページに「多古米」の歴史がまとめられている。
県内17町村のうち、2番目に広い72,80km² の面積を有する多古町では、石川県に次いで全国2番目(明治34~43年)に田んぼの耕地整理が行われました。
かつて海底であった土壌はミネラル分を多く含む粘土質で、米作りには適地です。
そして連綿と受け継がれる生産者の養米にかける熱意と、栗山川に育まれた豊かな大地が融合して生み出されたのが多古米です。多古米は、「千葉の三大銘柄」に数えられており、おいしい多古米は、「おかずのいらない米」と評されています。また、寿司米としても人気が高く「シャリなら多古米」とこだわるお寿司屋さんもたくさんいます。
明治時代に全国2番目の早さで田んぼの耕地整理が行われていたとは…明治時代、褒章も受けているそうだ。
また、昭和38年・平成26年に天皇陛下の献穀米に選出。
昭和46年には札幌で行われた「全国自主流通米品評会」において、食味日本一に。
昔はその味の良さと生産量の少なさから、近隣住民同士で分け合う「縁故米」として消費され、市場にはほとんど出回らなかったため、「幻の米」と呼ばれていたそうな。
現在は多古町の特産品としてPRを行っており、道の駅やネット通販などでも購入することができる。探していたらAmazonでも売っていた。Amazonで買えるのにはさすがにびっくり。
(訪問日:2021年8月)
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