和菓子屋「御菓子扇屋」。船橋を代表する”三番瀬最中”がおススメ

船橋を代表する和菓子屋「御菓子扇屋」。船橋をモチーフとした可愛いお菓子が大人気な有名店です。
駐車場もあるので気になる方はぜひ足を運んでみて下さい!
松ヶ丘バス通り商店会の和菓子屋
千葉県船橋市松が丘4丁目23−1。以前紹介した「松ヶ丘バス通り商店会」にある和菓子屋「扇屋」。

創業は昭和41年(1966)。2020年はアマビエをモチーフとしたお菓子で「船橋経済新聞」に取り上げられていた。コロナに負けず、頑張っている姿に感銘を受けた。

同店の和菓子は、船橋らしさや千葉らしさを大切にしている。梨やのりなど船橋の原材料を使うほか、同店の商品「船橋名産菓梨の里」「船橋ばか面おどり」は2015(平成27)年度に「ふなばし産品ブランド」として認証されている。
このお店の特徴のひとつに、船橋らしさ全開なお菓子がある。

手土産でも喜ばれるのではないでしょうか?
また、「船橋・松が丘の「御菓子処 扇屋」長女が日本菓子協会東和会「最優秀技術会長賞」受賞、2年連続となる快挙」というニュースも。受賞したのは娘さん。将来が明るい和菓子屋だと感じた。
人気店「扇屋」店内へ
平日の夕方に訪れたが、品揃えの豊富さにびっくり!

そして次から次へとお客さんが訪れる人気ぶり。店内は明るく、老若男女問わず入りやすい雰囲気である。

千葉の名産・落花生の最中も美味しそう。


オンラインショップもあるので、気になる方はぜひ。今度お土産に買ってみようかな。

船橋の「ばか面おどり」をお菓子にする発想が面白い。

そもそも、「ばか面おどり」を知らない人も多いと思うので、お菓子を通して広められたら素敵。※厄払いと豊漁と海上安全を祈願するためのばか面おどりは、船橋の伝統的な郷土芸能だそうです。

「三番瀬最中」おススメ
今回購入した商品。かりんとう饅頭、ピーナッツぶっせ、船橋三番瀬最中、上生菓子。

特におススメは「船橋三番瀬最中」。ホームページに歴史の紹介があるが、あさりやカレイ、みやこ鳥の形をした可愛らしい最中である。
江戸時代から東京湾北部の三番瀬周辺は「江戸前」と呼ばれる魚介類の好漁場でした。
当時の船橋浦は幕府に魚介類を献上する「御菜浦(おさいのうら)」として、千葉県では唯一の場所でもありました。
現在の船橋三番瀬でも、カレイなどの江戸前の魚が水揚げされます。又、渡り鳥の憩いの場や春には潮干狩りの場としても知られております。磯の香りが豊かに広がるこの三番瀬に思いを馳せお作りした最中です。
船橋浦が千葉県内唯一の「御菜浦」だったことを初めて知った。
購入したカレイ。こし餡と乗りの佃煮を練りこんだぎゅうひが入っている。

和菓子というより、おつまみ感覚?な磯の香りが漂うお菓子だ。
あさりは白あん。あさりの佃煮が入っていて、甘じょっぱい~

上生菓子は、ツツジを購入。繊細なツツジの花が再現されていて癒される一品。

有名なお店だから私が紹介するまでもないかなと思ったが、三番瀬最中は今までにない斬新な味でお気に入り!
また三番瀬最中、食べたいな…
(訪問日:2021年4月)
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小学生の時、何かのイベントで配られる紅白饅頭はここ扇屋のものでした。
お店まで行ってみたことなかったですが、非常に洗練されたお店ですね。
カレイ、あさり、ぜひ買ってみよう。