千葉「栄町東通り」”関東地方屈指の歓楽街”と呼ばれた栄町を歩く -栄町⑴

千葉「栄町東通り」”関東地方屈指の歓楽街”と呼ばれた栄町を歩く -栄町⑴

千葉の吉原?ともいうべき、千葉市を代表する歓楽街として有名な、栄町へ。

夜の街なので、栄町の具体的な探索は控えますが、今回は栄町東通りを少しだけ歩きました。

栄町駅前の「英国館」

千葉都市モノレール「栄町駅」から東へ伸びる、直線の道が「栄町東通り」。

私は前回の続きで、千葉駅から「みゆき通り」を通り、栄町へやってきた。

栄町駅前には、以前にも紹介した巨大なお城建築「英国館」がそびえ立っている。→ビジネスマンション「大老」、廃墟の城「英国館」は千葉栄町にあり。

なぜか、常にランキング上位の記事で人気がある。なぜだろう、不思議。最近、ユーチューバーがこの建物を紹介していたのを見たことがあるが、その影響か、建物の入り口が封鎖されていた。

現在の姿

凝った内装だっただけに残念。上階では、ビジネスホテルが営業中とのことなので気になる方はぜひ。

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栄町の歴史

「関東地方屈指の歓楽街」「千葉県で最も大きな風俗街」

栄町について、歴史を知らない方のために少しだけ紹介しておく。検索すれば多くの方がまとめているので、詳しく知りたい方はそちらを参考にしてください。

元々は、旧国鉄千葉駅と旧京成千葉駅に挟まれた商店街だった栄町。千葉の中心街として非常に栄えた街だった。しかし、昭和30年代に両駅が現在地に移転し、それに伴って百貨店など商業施設も移転したため、その跡地に風俗店が入りはじめ、現在のような一大歓楽街となったようです。

そのため、吉原のように遊廓からの現在の風俗街ではなく、元々商店街として賑わった街からの発展という経緯。

栄町の現在

最盛期には、ソープが120店舗ほどもあったという話を「知の冒険」さんが書いているが、今の栄町の衰退ぶりは凄まじく、歯抜けのように駐車場が多くなっている。

今は面影もないが、キャバレーも2軒存在した。

「杯一」「ハワイ」

キャバレーに立ち寄ったことがある方からの話を伺ったことがあるが、それは凄い賑わいだったそうな。今は信じがたいが…

私が以前違うメディアで栄町を書いた記事はこちら→千葉県の黒歴史?「栄町」を探索する。暴力団の住処だったカオスな街の現在

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栄町東通りの現在

栄町東通りは、入口に目印の棒が建っている。栄町には、栄町仲通り・栄町南通り、南北に伸びる曙街通りがある。

曙街通りは、二業地、青線街だった歴史もあると春馬車さんのブログが伝えている。

栄町東通り

平日の昼間といっても、女性が歩くのには少し抵抗がある街…今回はさらっと通り過ぎる程度だ。

入り口

角海老の看板が遠くに見えるくらい、駐車場や空き地になっている場所が多い。

角海老

左手前には喫茶店「テル」というお店があったようだが、現在は駐車場に。

ガランとしている

栄町の都市伝説とは…

情報館の看板

奇抜な看板、店名が並んでいて最初に訪れた時は終始驚いていた。さすが、千葉県一の歓楽街…

このブログでは、あまり激しい内容は書けないので省略します。

東通りは比較的大人しい雰囲気で、お店も少ない。仲通りや南通りに集まっていて、特に曙街通りなど細い路地裏は女性は入りづらい雰囲気が残っている。

また、関東屈指のコリアンタウンとしての顔もある栄町。韓国食材のお店や飲食店なども多数営業中。

一大コリアンタウン

東通りを抜けると、かつての旧国鉄千葉駅から伸びるメインストリートだった「ハミングロードパルサ」へ。

数年前までは、廃墟ばかりのゴーストタウンだったそうだが、それらの建物も取り壊し、駐車場になっているので、歯抜け状態も甚だしい。

風俗街を抜けて商店街へ。商店街については次回紹介する。

商店街へ

 

(訪問日:2021年7月)

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