「高根一番街通り商店会」高根木戸駅前の商店街の歴史 -高根木戸⑴
「高根木戸駅」。ローカル線新京成電鉄の中でも用事が無かったらあまり降りない駅ですね。
でも降りてみたら商店街が複数あり、高根台団地へも行くことができる魅惑の駅です。
高根木戸駅周辺
千葉県船橋市高根台6丁目。まずは新京成電鉄「高根木戸駅」南口で降りる。
駅前にもお店が並んでいる。ここは商店街なのかわからないが。
リーチ麻雀ひかりの黄色い外観が目立つ。左はかつて「BOOKSアール」という書店だったそうだ。
昭和な麻雀店。2階へ階段がつづいている。
丸い窓には何が映っていたのだろう?右のは店内の様子かな?
昭和な純喫茶「純」。パフェが見えたので一度入りたいと思っている。
角の駐車場には魚屋が。
踏切を渡ると地図があった。古い地図はとても助かる。
高根木戸のイオン。地方都市によくあるイオンとなっている。
高根一番街通り商店会
踏切近くにあるのが「高根一番街通り商店会」。綺麗な街灯がお出迎え!
チューリップが連なる素敵な街灯!
奥まで街灯がつづく。道路の幅もちょうど良い。
この商店街は、新京成電鉄の線路沿いに沿って北上している。2010年と比べてみたが、街並みはそんなに変わっていない。
高根公団駅の方から歩いている人もいて平日でも人通りはまあまあ。
街灯のチューリップが下に向いていて気になった。珍しいタイプだな。
ビルの奥には赤い鳥居が。昔からの名残かな~
スナックなど大人向けのお店が多い印象。高根の中の商店街ではここがよく密集しているかも。
パブやスナックが密集しているビル。
鶏肉専門店「鳥ひろ」。貸店舗になっているので閉店してしまったのか、電話番号2桁なので古そうなお店。
その向かい側にある骨組みが見えた店舗もびっくりする。駅から離れるほど閉店した建物がそのまま残っている。
軽食とカフェ「おれんじ」が気になる。
このまま商店街を抜けると、隣駅の高根公団駅。意外と歩いて近いのでそのまま商店街探索をしても良いと思う。
商店街というより、居酒屋とかが多く残っていて夜は賑わっているのかなという印象だった。
オウム真理教麻原と「やくざ通り」?
以前、オウム真理教事件で有名である麻原彰晃と高根木戸の商店街が関係があると聞いた。
詳しくは「DEEP案内不動産部」に記載があるが、地元の方はどれほど知っているのだろうか…?
麻原彰晃は結婚後、千葉県船橋市に住んでおり、最初は港町で鍼灸院を開業、そののちに船橋市高根台6丁目に引っ越したようだ。
昭和56年(1981)2月、高根台にて健康薬品販売店「BMA薬局」を開局。BMAとは、「ブッダ・メシア・アソシエーション」の略。漢方薬をアルコールに漬けただけの無許可医薬品を高額で販売し、逮捕された。店舗は倒産し、建物も解体されたがその跡地がこの辺りという噂。
両サイド空き地になっているのでこの辺りが確かに怪しい。地元の方によると通称「やくざ通り」とも呼ぶそうで、それならばスナックやパブなどが多い通りであるのも納得した。
今は麻原彰晃が住んでいたということを知らない人の方が少なそうなくらい、静かな通りになっている。
何も歴史が無い街なんて無いのだなと改めて感じた。
麻原彰晃のことを取り上げることに関して。センシティブな話題であるため、賛否両論ががあると思います。でも、良くも悪くも事実を伝えていきたいのです。高根木戸のことはとても好きです。面白おかしく取り上げることは違うと思っています。今回の話題、表現に違和感を感じる方もいるかもしれませんが、ご了承ください。
(訪問日:2020年11月)
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オウム事件が起きた時は小学生でしたが、強烈な印象を受けましたね。オウムが一時、高根台を拠点にしていた事、大穴の公民館でヨガ教室をやってた事もあるらしいと、当時親から聞いて覚えていました。この商店街に寿司屋があったらしいですが、麻原彰晃はそこがお気に入りだったと、以前テレビでやっていましたよ。
昔は商店街の外れ(高根公団側)、線路側に小さなゲームセンターがありました。お隣の北習志野の商店街にもゲームセンターがいくつかありましたが、いつの間にかなくなってしまいましたね。
写真にも写ってる商店街の入口、線路際の床屋の場所は、小さなガソリンスタンドでした。ご年配の方が店員で、赤い色の給油機が一個だけ、1990年代前半頃だと思いますが、当時としてもかなりレトロな雰囲気だったのを覚えています。
そろそろ真打、高根公団と団地、スナック、商店街という黄金の三角形も近いか!!
そうなのですね!大穴の公民館でヨガ教室…びっくりしました!貴重な情報、いつもありがとうございます!
麻原彰晃について、話題に上げられたことにいささか違和感を覚えつつもまだ記事を読ませていただきました。しかしTwitterで、麻原彰晃にゆかりのある、という表現にまずいなと。
ゆかりなどありません。
ゆかりとは縁と書くのです。
そのようなもの毛頭ない。単純な言葉の揚げ足取りではなく何か根本的な思い違いをされているのではないかと。
あの頃はどの街もオウム撤退せよ!の看板が町を賑わせたのです。麻原は歴史人物というにはあまりに記憶にも生々しくことによると未だに風評被害に繋がりかねません。
私の知人も店を出している町でもあり、日頃愛読させていただいているブログだけに敢えて愛情ある苦言を呈することと致しました。
世に面白おかしく麻原と船橋という内容の文章も多くあるでしょうがそれで良いのでしょうか?
これは公開するにはおよびませんがご意見是非お聞かせ願いたいものです。
ご指摘ありがとうございます。
仰る通りだと思います。そういった意見が生まれないことに少し違和感を覚えていました。その覚悟をもってTwitterでも発信した次第です。ゆかり、の表現は適切ではなかったですね、申し訳ございません。今回の記事は、私自身も思い出のある場所ですので取り上げることに迷いを覚えながらも、客観的に事実として取り上げることにしました。面白おかしく関係性を取り上げることは違うと思っています。もし私の記事もそうした面があったとしたら、文章力が足りなかったと考えています。
・駅前に来る移動販売の魚屋さん、マグロぶつが美味しいです。
・「やくざ通り」より親しみを込めて「やっちゃん通り」という人も多いです。
・高根木戸駅の南側には昔2件もパチンコ屋さんがあり、そのうち一軒の2階にビリヤード場もありました。
・オウム事件の時には踏切の近辺でしょっちゅう検問を行っていたり、私と同じ世代がいる家には何度も警察が職務質問しに来ました。正直面倒でした。