東北旅2024|青春18切符で巡る老舗旅館・近代建築・文化財
番外編。今回は春の長旅、青春18切符を使って東北旅してきました!
4泊5日の東北旅。老舗旅館や湯治宿、ご当地グルメに近代建築など各地を堪能しました~今回はミニ備忘録としてまとめます。
東北旅2024 旅程
1日目|
郡山駅(大友パン)
白石駅(壽丸屋敷、旧小関家武家屋敷、白石城跡、岡崎旅館)
2日目|
仙台駅
花巻駅(藤三旅館)
3日目|
藤三旅館に連泊
4日目|
花巻駅(マルカンビル大食堂、茶寮かだん)
北上駅
横手駅(かまだ旅館)
5日目|
横手駅(近代建築、かまくら館)
十文字駅(増田の街並み)
大曲駅→新幹線で帰宅
1日目|郡山駅・白石駅
1日目、朝5時半に家を出て、福島県の郡山駅に着いたのはお昼前。
今回の旅は青春18切符を利用し交通費を抑え宿やグルメに費用を回しました。意外と青春18切符を大人も使えるって知らない人が周りに多くて驚くのですが、電車移動が好きな私にとっては移動時間も楽しい時間。1日平均5時間以上は移動していたかな。
この記事を読んでいる方はご存知だと思いますが…ただ、JR縛りにはなるので行きたい場所との相談が必要ですね。
最初の目的地、福島県・JR郡山駅にて下車。
駅から徒歩15分ほど。
地元の方に人気な老舗のパン屋「大友パン」。テレビでもローカルパンとして紹介されていたクリームボックスが気になっていたのでお昼ご飯に購入しました。白とコーヒー味。このクリーム、初めての味。
だんだん雲が暗くなってきた。
宮城県・JR白石駅に到着。
駅近くにある壽丸屋敷を見学。無料で洋館まで見学できるので見応えたっぷり。
現在は市に寄贈されているのだとか。建具は一部当時のものではないらしいが材質が素晴らしくてスタッフの方も優しく記念撮影まで対応してくださった。
歩いて西側にある武家屋敷、綺麗な水と緑に癒される空間。
白石城跡も含めて閉館していたので外から見学。
⑴岡崎旅館|宮城県白石市
1日目の宿は、明治時代創業の岡崎旅館。白石駅からは徒歩15分ほど。
電話予約。1日1組なので早めに予約出来て良かった。
2食付き6千円。
80代の元気な女将さんがお出迎えしてくれる。一期一会、こういうのが旅の醍醐味。
冷暖房は無い部屋。灯油ストーブで寒さを凌ぐ。雪が降っていたので流石に寒かった笑
ストーブ管は初めて見た。
ご飯は女将さんの手作り。名産のうーめん、カキフライ、地魚、おはぎやフキノトウなど。地元食材を堪能。
朝食も豪華~!
お手洗いやお風呂は改装されています。宿泊する部屋だけ古いです。
朝もゆっくり寛げました。
若い時の旅は良いね~と。最近はYouTube動画を見て泊まりにくる方も多いみたいです。いつまでもお元気で!
2日目|白石「人形の蔵」
2日目。引き続きの白石駅。
旅館近くにある人形の蔵という私設博物館へ。入館料400円。
1階には明治~昭和の懐かしい玩具や骨董品を常時5千点、2階には戦争資料、別館に人形が展示されています。
ワクワクするものばかり!お土産にドラゴンボールのメンコを買いました。他に観光客もいなくて穴場スポットでした。
⑵藤三旅館|岩手県花巻温泉郷
白石駅から花巻駅へ。岩手県初下車。
駅前から無料シャトルバスを利用して藤三旅館へ向かいます。
平日だったので混んでおらず。狙い通り。
藤三旅館の湯治部に宿泊。簡素なプランですが、その分2食付き7千円ほどで安いので連泊して温泉を堪能する目的です。湯治宿でゆっくりするのが夢でした!
夕食は17時、朝食は7時に用意されます。ご飯も美味しかったな。自炊も考えたけど今は売店で食材が販売されていなくて自炊場も利用している人が少なそうでした。
一番有名な白猿の湯。混浴ですが女性専用時間もあるので安心して3回くらい入浴しました笑
浴室は撮影許可済。
ラウンジが新設されていたので、夜どぶろくをいただきのんびりしました。
4日目|花巻駅「マルカンビル大食堂」
花巻駅周辺を探索。
駅から少し歩いた場所にある百貨店跡「マルカンビル大食堂」へ。2016年に閉館後復活した興味深い施設。地元の方によって食堂が現在も営業中でした。
6階の大食堂、かなり広いのに満席で並んでいるほどの人気ぶり。安くて美味しい、これは週末の目的地になる場所だなと。
かつなぽりは人気なので提供まで少し時間がかかるそう。
名物の10段ソフトクリームは260円。箸で食べるスタイル。店内が温かいのでペロッと食べちゃいました。
ローカルパン、力あんぱんをお土産に購入。
そして近くの古民家カフェ「茶寮かだん」。宮沢賢治ゆかりの花壇がある邸宅。洋館が素晴らしい~
花巻駅から北上駅、北上線にのって秋田県を目指します。ワンマン1両…!
⑶かまだや旅館|秋田県横手市
JR横手駅に到着。暗くなったのですぐに駅近くのかまだや旅館にチェックイン。
老舗旅館をフルリノベーション。1泊素泊まり9千円。
最終日は疲れを癒したかったので、エアウィーヴのベッドなどよく眠れる宿を選択。駅前の古い横手ステーションホテル(1泊3千円)も悩みましたが…
夜は横手焼きそばを食い道楽本店で。きりたんぽ鍋は品切れでした。
5日目|横手駅・増田の街並み
最終日は横手駅周辺を探索。荷物が増えてきたのでリュックを背負いながら歩くのがなかなかキツイ。
かまくら館でかまくら体験と、近代建築の平源・斎太薬局を外から見学。
最終日ギリギリまで観光したかったので、JR十文字駅からタクシー利用(バスの本数が少なくて!)して増田へ。
重伝建の増田の街並み、短時間ではあまりにも見切れない。
こうじ茶屋でお昼ご飯。
有料の邸宅も2つ見学。
元薬局は蔵出し品を販売していて魅力的だったけど持ち帰るのが怖かったので断念・・
ダッシュで近くの横手市増田まんが美術館も見学。
15時半に増田を出て大曲駅17時半過ぎの新幹線で帰宅。宮城~岩手~秋田を青春18切符で旅しました。
4月から社会人三年目!
旅で得た知識や経験を地元に生かせたら良いなと思う今日このころ。やりたいことは山ほどあるのですが、まずは目の前の仕事もがんばります~引き続き応援よろしくお願いいたします。
コメントやAmazon欲しいものリスト、いつも励みになっております!!感謝。
(訪問日:2024年3月)
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まだあったんですね、有料のガスコンロ。
昔は自炊の湯治場などにあったけど、今は無くなったのかと思っていたら、まだあったとは驚きました。
10円で7分とか、中には100円の宿もある様ですが、使える時間が長めなのかな?
検索すると花巻市の大沢温泉ばかりが出て来ますが、花巻市では普通にある様ですね。
内容の濃い旅行だったようで、良かったですね。自分の行ったことのないところがあったので、機会があったら久しぶりに行ってみようと思いました。