東中山駅。「中山競馬場駅前」として開業、昭和53年まで最寄り駅だった駅

中山競馬場の最寄り駅は、現在「船橋法典駅」だが、かつては「東中山駅」だった。
シーズン外に訪れたのでとても静かだったが、馬のイラストが描かれていて歴史を感じた。
中山競馬場の最寄りだった「東中山駅」
千葉県船橋市東名山2丁目。京成本線「東中山駅」は、昭和10年(1935)に「中山競馬場駅前」という臨時駅として開業した。
中山競馬場の歴史を辿れば、明治時代にまで遡る。現在の地では大正9年(1920)に移転とあるので、100年の歴史だ。千葉県の観光事業の一つとしても有名で、現在も年末の開催日には約2万人の駅利用者があるという。
駅周辺には中山競馬場に関すると思われる、馬のイラストが描かれていた。

昭和53年(1978)に武蔵野線「船橋法典駅」が開業するまで最寄り駅だった東中山駅。

アパートと思われる建物にも馬のイラストが。中山競馬場との関わりが強いことが窺える。

中山競馬場バスのりば
東中山駅周辺は工事中だった。

広いロータリー。ここは中山競馬場直行バスのりば。

誰もいない。普段は静かなバス乗り場を見ていると、なんだか切ない気持ちになる。でも煌びやかテーマパークよりもこの静けさが妙に落ち着く。

そしてバス乗り場の上にあるアパート、よく見たら…

ビートルズのイラスト!ここは馬じゃないんだ。ビートルズ好きな方がいるのかな?

臨時直通バス運行の看板。

今回は、京成西船橋駅から歩いて東中山駅へ訪れたが、あまり駅前に何も無くてこれでおわり。
商店街とか無かったのかな、と不思議に思った。
(訪問日:2021年2月)
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