【鳩の街】赤線の歴史探訪で一息「三好弥」でボリューム満点の定食を頂く

「鳩の街」と聞くと、赤線の歴史が存在した街として注目が集まる街だ。現在は鳩の街通りは「鳩の街通り商店街」として地元の方で賑わっている。
私も鳩の街の赤線について調査をしたいたのだが、小腹が空いたため、近くの定食屋へよることにした。何気なく入ったお店だったが、大当たりだった。
まずはメニューに驚く!
「三好弥」は鳩の街通り商店街の隣の路地、水戸街道に面した場所に構えている。

店頭に並べられたショーケースを覗くと、劣化し、色褪せた食品サンプルが並んでおり、少し不安に思う。

しかし、こういったお店の方が名店だったりするという話を聞くため、恐る恐る入ってみることにした。
それにしても、店頭のメニューには衝撃の値段とボリュームが書かれており、驚かされる。
昭和の定食屋の雰囲気
三好弥の店内は、テーブルがいくつか配置され、昔ながらの定食屋という感じ。夫婦で切り盛りしているようで、かなり愛想が良い方が案内してくれた。

店内の壁にも一面にメニューがずらり。
焼きそばセット、とんかつ、チキンカツ、メンチカツ、肉天から選んで950円!(ライスなしは850円)
このボリューム感だったら、男性も満足ではないだろうか。正直どれも美味しそう。


Googleの口コミを見ても高評価であり、隠れ名店のようだ。

私は親子丼を注文。まさかお重で出てくるとは思わず、びっくり。

一口、口に運ぶと卵がとろけ、出汁がそれを包む。こんなにおいしい親子丼は初めてだ。自分で再現するのは難しい味だ。
そして、連れの母はやきそばセットのとんかつ。
またしても、プレートの大きさにびっくり。とんかつってこれで一枚??手のひら以上の大きさ。

とんかつも、油っぽくなくさっぱりとしていて食べやすい。正直、とんかつチェーン店で食べるよりも美味しい。

優しい店主
美味しく完食し、お手洗いを借りることにした。すると、店主の方が2階の洋式を勧めてくださった(私がスカートだったため)。
なんて優しい方なのだろう。このお店は40年ほど前に引っ越してきて営業を始めたお店らしい。鳩の街が赤線だった頃とは関係がなさそうだが、チェーン店に負けずに令和も頑張って欲しいお店だと感じた。
次はオムライスを食べてみたい…
鳩の街探索についてはこちら↓
【鳩の街・赤線】社会現象にまでなったアプレ派・鳩の街のカフェー建築巡り!-鳩の街⑶
(訪問日:2020年7月)
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