谷津「cafe 螢明舎 谷津店」。キッシュが美味しい！村上春樹ゆかりの喫茶店
習志野市、谷津の商店街にある喫茶店「螢明舎 谷津店」へ。
名物のキッシュは絶品。洋館のような外観と落ち着く店内に、時間を忘れてゆっくりしたくなる喫茶店でした。皆さんもぜひ～
谷津の喫茶店「cafe 螢明舎 谷津店」
千葉県習志野市谷津４丁目６−３４。
「螢明舎 谷津店」は、商店街の一角にある喫茶店。八幡にも店舗があり、手作りのキッシュやタルトが人気。一度訪れたいと常々思っていた名店だ。
ビルとビルの間に挟まれた水色の屋根が可愛らしい小さな洋館。ここだけ異世界に迷い込んだかのような、おとぎ話のような世界観で心が躍る。
開店から14時までがランチの時間。パン以外はすべて自家製…
今回は、キッシュプレートを頂きたいなと決めていた。
作家・村上春樹氏とも関係がある喫茶店としても知られており、谷津店はエッセイの中で登場するらしい。
螢明舎のオーナーについての詳しい取材が「マチノコエ」というサイトの記事「変わらずここにあり続けるカフェ／cafe 螢明舎 オーナー 下田荘一郎さん」に詳しくまとめられている。
その記事によると、元々画家として活動していたというオーナーさん。昭和57年（1982）に谷津で1号店をオープンさせ、その数年後に八幡店を開いたそうだ。1982年というと、谷津遊園が閉園した年だな…
今年でオープンから40年目。昭和、平成、令和と時代の変遷とともに変わらない喫茶店がここにある。
cafe 螢明舎の店内
店内には、カウンター席とテーブル席が３つほど。窓側にソファー席、外のベランダにも席がある。
店内の雰囲気を楽しみたかったので席が空くのを待ってテーブル席へ。
カウンター席も充実。近くに住んでいたら一人でふらっと訪れたい。右奥にあるのは手づくりケーキが並ぶショーケース。
全体的に昼間でも照明の明るさを落としていて、心地よい時間が流れている。外の光が逆に眩しく感じるくらい。
テーブルの上にある照明も温かみを感じるオレンジ色だった。
手づくりキッシュプレート
メニューがこちら。自家製のお菓子、お飲み物とお菓子のマリアージュ、ワインなどもある。
自家製のお菓子は各500円！あんずやかぼちゃのプリン、いちじくとプルーンのタルトなど、乙女心をくすぐるメニュー…迷いますね。
今回のメインは、キッシュプレート（1450円）。ラタトゥイユとクスクスを添えて…と書いてあったが、クスクスとは？という状態で注文したので運ばれてきた時はびっくり。
調べたら「世界最小のパスタ」と呼ばれていて主食なんですね…！キッシュと共に頂きました。オシャレだな～
チキンとほうれん草・サーモンとブロッコリーのキッシュプレートを注文。
サーモンとブロッコリーはサーモンの甘さが引き立つ濃厚なキッシュでした。美味しかった～
チキンとほうれん草、意外とさっぱりとしていて食べやすい。
どちらも甲乙つけがたい絶品キッシュでした。他のメニューも食べてみたい。
食後には、あんずのタルトを注文。こちらも期待を裏切らない、あんずの甘酸っぱさが凝縮された美味しいタルトでした。
既に人気店なので人に教えたくないくらい好きな雰囲気…谷津にはバラ園もあるし、散歩がてら立ち寄りたい喫茶店でした。
追記：2022年秋
銭湯「谷津の湯」
千葉県習志野市谷津4丁目。京成本線「谷津駅」で下車。駅を降りてすぐのところに、古い商工案内看板があったのでよくよく見てみると…
南北に伸びる商店街。もちろん商店街の店舗も今と違っていて面白いが、左の道には「谷津の湯」の名前が…！
場所は、現在も営業している「お好み焼きてっちゃん」の路地裏？今は新しいアパートになっていて面影が無い。
習志野市は4月に鷺沼温泉も解体になって、古くからの銭湯が1つも無くなってしまった。以前は、谷津にももう一軒「勝の湯」という銭湯があったらしいが覚えている方いますでしょうか？→【習志野・八千代】千葉県の銭湯一覧（廃業含）～習志野市・八千代市編～
谷津の湯は、2013年に閉業。商工案内図に載っていて嬉しかった。
（訪問日：2021年10月）
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