西千葉駅南口の名もなき商店街。昭和の面影を探して -西千葉⑺
西千葉駅南口には「マロニエ通り」という商店街がある。「千葉の自由が丘」とも評判になっている上品な雰囲気がある駅前の通りだそうだ。
しかし、その通りとは違う街灯がある通りがある。マロニエ通りとは違う老舗感が漂う、名もなき商店街は一体?
西千葉「マロニエ通り」
総武本線「西千葉駅」南口。マロニエ通りは、駅南口からまっすぐ伸びる通り沿いに形成されている。最近は現代風のカフェや雑貨店などおしゃれなお店が増えているという。
マロニエ通りの街灯もどこか洋風な素敵な街灯。しかし、さらに北側に進むと白いレトロな街灯が見えてきた。ここはマロニエ通りではないのかな?
駅前よりも昭和の雰囲気が漂う。ソニーの看板が光る建物は看板建築のような?
ケイヨーテレビ。町の電気屋は現在も営業中~
こちらの手前にある塾がある建物も、かつては電気屋さん。「タツミ電化センター」。こういうお店って減っているな~
隣にあるのはそば屋「あだちや」。外観が渋くて最高です。でも1月に訪れると、シャッターが閉まっている…
12月に訪れたときは営業していたのに…西千葉に訪れたら次入りたいなと思ったお店。
しばらく休業します…無事に再開してほしいな~
隣は和菓子屋「ささや本店」。このお店も前に入ったけれど、夕方だと売り切れの商品も。
向かい側にも定食屋「佐平」。
値段が無いメニュー表…海鮮系が多いけど予算はどれくらいなのだろう。気になる。
古い建物が気になる
定食屋の反対側に、緑のシートで囲まれた建物があって怪しい…何があったのだろう。
2011年のストリートビューの様子
やはり、かなり古い建物だったようだ。珍しいガラス製の看板に、文房具屋などの店名が見える。2019年まで見えていたが、老朽化が激しいのだろう。西千葉駅周辺、思った以上に古い建造物があり楽しかった。
定食屋、そば屋が気になるのでまた訪れたい。
そして自動販売機が80円?と思ってみたら、
ルーレット機能についてのお知らせ。この自動販売機の機種は珍しい気がする。
こちらはコインランドリー。
お食事処「甘太郎」。学生向けの大衆食堂は昼前から混雑するほど人気店らしい。気になる!
建物は古いが、店舗は新しい。新陳代謝している街の様子がよくわかる。
この通りにある白い街灯。
マロニエ通りとは違う商店街だと思うが、調べてもよくわからなかった。
裏通りの古い建物
商店街の探索を終えて、住宅街の方へ行ってみるとまた古い建物があった。1階が店舗になっているが今は閉店している。
また、ヘアーサロンのロゴが変わっていて面白い。どう読むのだろう?
閑静な住宅街だが、1つの昭和のアパートが異彩を放っている。
入り口は封鎖されているから今は誰も住んでいないのかな?扉や取っ手も古いデザイン。
西千葉ホテル 和光荘
そして西千葉ホテル「和光荘」に遭遇。西千葉駅から徒歩3分の純和風旅館。
シングル4,800円。ホームページには館内の様子も載っている。
円筒の階段?覗いてみると、ステンドグラスがとても綺麗だった。どうやら入り口は反対側にあるようだ。
西千葉駅周辺の探索は今回でおわり~
西千葉駅は千葉駅とも近いので、開発が進んでいるかと思ったら、まだ昭和の名残が残っていて楽しかった。地図を眺めていてもわからないことがあるので、実際に自分の足で歩くことを大切にしていきたい。
(訪問日:2020年12月)
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そこはたぶんですが、「緑町商栄会」。
名も無き商店街ということはないでしょう。
この商店街はみどり台駅前の学園通り(=おそらく緑黒砂商店会)との接点まで続いていますね。
この商店街があることで、西千葉とみどり台の商店街は「連続」している。
「佐平」さんは、学生時代から通っていたお店です。
定食はボリュームもあり、とにかく新鮮な魚をお腹いっぱい食べられるお店です。
価格も手が届かないほどではありませんので、ぜひ!
何より、ご主人と奥様が気さくで気持ちの良いお店です。
相撲と関わりのあるお店で、学生時代に自分が相撲好きであることを伝えると番付表をいくつかいただいたのも良い思い出です。
通われていたのですね!表にメニューが無かったので躊躇してしまいましたが、今度は入ってみたいです!