四街道市「旭ヶ丘商店街」。駅から商店街を辿って歩いた先に -四街道⑷
四街道駅から商店街を目指して歩く…
徒歩30分ほどの場所にある、旭ヶ丘商店街へ。調べても情報が無い、知名度の低い街の商店街の記録をしっかりと残しておきたいと思うのでした。
四街道駅~大衆割烹まさき
今回の目的地は、千葉県四街道市旭ケ丘3丁目1−13。四街道駅南口から東へ徒歩30分。前回の記事の続きで、県道66号線を歩いている。
業務スーパー四街道店の隣、奥まった場所に閉業した純和風な建物。「大衆割烹まさき」とある。
薄っすらと見える「食堂」の文字。ストリートビューで見たら、2011年時点で閉業していた。手前の空間は駐車場だったのかな?
そして、デニーズやサイゼリヤなどチェーン店が並ぶ中央名和通りの交差点をさらに先へ。
グリーンタウン入り口、今から目指している住宅街のことだろうか。
私と同じ道を女子高校生が前を歩いていたが、普段から歩いているからか、歩くペースが早くて姿は遠ざかるばかり。徒歩30分って意外と遠い。
ひたすらのどかな県道沿い。歩いていても風景が変わらないので余計に遠く感じる。歩いている人はほぼいないし…
旭ヶ丘入り口の丁字路の角にあるセブンイレブン四街道小名木店。ここを左折すれば商店街ももうすぐ。セブンイレブンは、元々はミニストップだったようだ。
小名木~旭ヶ丘商店街
先ほど看板が出ていたグリーンタウン。住宅街に突入する手前に、千葉内陸バスのバス停「団地入口」があった。帰りはバスに乗ろう…
1時間に3~4本。旭ヶ丘から四街道駅へと向かうバス。徒歩30分なので、バスが必須だと思った。
商店街があるのは、さらに奥。旭ヶ丘という地名を角川書店『日本地名大辞典』で調べると、昭和53年頃に新しく造成された街のようだ。同じく昭和53年に近くの山梨小学校も開校している。
「旭ヶ丘商店街」の看板月の街灯が見えてきた。街灯自体は比較的新しい。
だが、商店街は閑散としている。右手の建物は新聞店だった。壁についていたホーロー看板は何処へ…
訪れたのは平日の午後。
閉店したまま建物が残っている。この辺りの人々は何処へ買い物に行くのだろうか。
左手には、洋品雑貨化粧品を扱っていた「ふじや」。2012年の時は営業していた。
向かいのコーヒー店「カタオカ」は2012年時点で廃業している。喫茶店だったのかな。
隣は「旭ヶ丘薬局」だった。
郵便局や交番などが並ぶ商店街の中心地へ。
左の建物は、元セブンイレブンだと思う。
右のノクラ電器は営業中。向かいには金物店。並びには、中華料理店や焼き肉店など。
角には和洋菓子トリトンというお店も存在したようだ。2012年ストリートビューより
こちらは、少し先にあったコンビニのタウンショップ。
Googleマップには高宮商店とあるので、高宮商店がタウンショップとして営業しているのだろう。「コンビニ名鑑」によると、タウンショップでは酒を中心に扱うのが特徴らしい。
スーパーを発見!コープみらいミニコープ旭ヶ丘店である。
生活協同組合コープみらいによる小さなスーパー。初めて見た。
商店街はこの辺りで終了。徒歩30分だったのに、滞在時間は15分ほどだろうか。さらに北へ行くと、出羽三山供養塔や秩父三十四番供養塔などがあるらしいが、今回は断念。
戻って千葉内陸バスに乗り、四街道駅北口へ。
(訪問日:2021年10月)
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こんにちは。
徒歩30分…2キロ以上の距離でしょうか?お疲れ様です。何も無い道は気持ちも萎えそうですね。
グリーン車の看板は懐かしいです。まだ残っていたのですね、この仕様。
因みに私の地元の京阪神圏でも1980年頃までグリーン車ありましたがいつもガラガラで「お金払ってまで乗れないわ~」っていう関西人気質?みたいなこともあって廃止、車両は需要の高い首都圏に転属して消えました。
尤も殺人ラッシュ(←既に死語ですが)と言われていた首都圏の通勤ラッシュ、逆に「お金払ってでも座りたい」のは当然で、人口や鉄道利用者の絶対数が違う首都圏と京阪神圏を比べるのも酷なのですが…。
記事と少し脱線しましたね。失礼しました。