八千代台商店街「エポラ通り」アーケード商店街がつづく。八千代台ボウルは移転 -八千代台⑹
八千代台駅前の商店街は「エポラ通り」と呼ばれているそうです。エポラとはどんな略称か、わかりますか?
八千代台駅周辺の昭和の面影を探して、アーケード屋根がつづく商店街を探索してみましょう~
八千代台駅前
千葉県八千代市八千代台南1丁目。京成本線「八千代台駅」東口へ。まずは地図を見つめる。
東口には、ユアエルム八千代台店があるがその南側に商店街がつづいている。
八千代台駅周辺は、「住宅団地発祥の地」の石碑が残っているように古くからの大規模団地と、住宅密集地があるため商業地となっている。
しかし、最近は高齢化も進み、駅の利用客数も減っているという。
エポラ通り 商店街
東口から伸びる商店街は「エポラ通り」と呼ばれている。どこか街中に記載されているわけではなく、ホームページや地元の方から教えてもらわないとわからなかった。
エポラ通りは、「ユアエルム」の「エ」、「十字屋ポポ」の「ポ」、「ラオックス」の「ラ」から取ったものだそうだ。ユアエルム以外のお店は現在閉店している。
でも、駅からずっと屋根がつづく商店街の風景は変わらず。どんなお店が待っているのだろう、とワクワクするな~
クラブが入るビル。大人向けのお店も商店街に構えているのだな。
両サイドに商店街が並ぶ。今回は、店の数が多い方を歩いた。
統一看板は昔のまま。原色使いの看板のデザインこそが、私の心に深く訴える。
和菓子屋「大こくや」
老舗和菓子屋「大こくや」。外観は新しそう、と思ったがお土産についつい和菓子屋に立ち寄りたくなる。
屋根があるからこそ、店先でも商品が販売できるのかな。どれも美味しそう~
調べたら、大こくや三代目の方がTwitterを更新している!→@wagasidaikokuya
ショーケースに並べられた色とりどりの和菓子…色が鮮やかで食欲もそそるなあ。どれにしようかな。
芋ようかんともう一つはなんだっけ。忘れてしまった。
今は新型コロナウイルスの影響でやっていないが、店内でカレーなどのランチも提供していたそうだ。イートインスペースがあった。
個人商店が並ぶ
商店街を歩いていると、普段見かけないような個人商店や看板などを知ることができるので楽しいのだ。
メガネセンター。名前のインパクトが強いな~
そしてこの日は喫茶店「FUJI」にてランチ。
迷ったけど、パフェも美味しかったし正解だった。次回の記事にて紹介する予定。
屋根の終点から駅方面を振り返る。
なだらかなカーブと商店街。胸にグッとくるものがある。
追記:昔は、マクドナルド、ケンタッキー、ミスタードーナツ、ココ壱番屋、モスバーガーなど名だたるチェーン店があったそうだが、全部閉店してしまったという。
八千代台ボウル
奥にあるのはボーリング場「八千代台ボウル」の建物。とても大きい!
2020年12月の八千代台ボウル
元々この場所に、エポラ通りの由来の一つであるラオックスがあったという。ラオックスの前は、「ディスカ」というディスカウントショップ?さらに八千代ボウルの裏にコパボウルというボーリング場があったとか。
私も一度訪れたことがあるような…でも閉店してしまったようだ。
外観は壁で覆われている。これから跡地はどうなるのだろうか?
カラオケバンバンも入っていた。他にはどんなテナントが入っていたのかな。
閉店から移転へ
八千代ボウルについて調べていると、移転したとの情報があった。「SS雑記ブログ」さんにて。
新型コロナウイルスの影響で臨時休業していた八千代台坊売るは、2020年6月15日(金)をもって完全閉館に。移転は千葉県八千代市大和田新田138-6(旧ドン・キホーテ八千代台店)へ。
なんと商業施設がボーリング場に!びっくり。
ボーリング場がスーパーになった例は、以前習志野市の大久保駅近くのマルエツや、東習志野のマルエツなどの話を聞いた。日本最大のボウリング用品専門店「プロショップベガ」も併設され、力を入れているようだ。
4月、訪ねてみると…
巨大なピンが横たわっている。もしかしてピンも一緒に移動してきたのかな?
直立してはいないが、固定されている様子。八千代台駅前から大和田の方へお引越し。なんだか嬉しい。
2006年の写真
過去の写真を探していたら、やはり行っていた。
家族で訪れたみたい。覚えている方、懐かしい方、多いかな?
ほっこり湯
そして、八千代ボウルの向かい側にあったのが十字屋ポポだそうだ。その裏にあるのが天然温泉「ほっこり湯」。
私が訪れたのは2020年12月頃。ほっこり湯は2021年1月31日をもって閉店した。
老朽化が原因だそうだ。確かに外観や自動販売機もかなり古い。
八千代ボウルも移転し、ここも閉店となるとちょっと寂しくなる方もいるのではないだろうか。
八千代台駅前の商店街「エポラ通り」。アーケード屋根がつづく昔ながらの通りでは、まだまだ営業しているお店も多くて嬉しかった。
八千代ボウルやほっこり湯の跡地は、今後どうなるのだろう。
追記:1989年
1989年の様子が「おじゃまします街かどクイズ」で紹介されている。
十字屋が奥に見える。
「とってもナウい商店街」と紹介されている。駅前には多くの人がいて活気のある様子が伝わってくる。
(訪問日:2020年12月)
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90年代ですがコパボウルの地下がゲーセンでしたね。
あの頃は八千代台周辺にゲーセンが大量にありました。
現在ドトールがある辺りに本屋(青嵐書房だったかな)があったり、その向かい辺りにわんぱく小僧、すぐ近くに古本屋もありました。
駅前の鳥貴族の辺りにも古本屋や中古ゲームショップがあり、あの頃学生だったので本やゲームを買ったりゲーセンに行ったり色々利用していたんですが、今じゃ当時の店はほとんどなくなってしまいましたね。
名づけの親です
地域新聞で募集されたので当時使っていた「岩井東海林」名義で応募しました)
(安直だが語呂がいいのでエポラ)
当時の商店会長さんは「大こくや」さんで
商品はステレオセットだった(ような記憶)のを
交渉してVHSのビデオデッキに変更して頂きました
名付けられた方からコメントをいただけるとは!読んで頂けて嬉しいです。