八街「中央通り商店会」~「二区幸町商店会」レトロな建物に遭遇 -八街⑶
八街駅から商店街の探索をスタート!
思っていたよりも近代建築が残っているのでドーパミンが出まくりの探索でした。
八街「中央通り商店会」
総武本線「八街駅」南口から、国道409号沿いに「中央通り商店会」が形成されている。
踏切に「八街街道踏切」と書いてあるので、国道409号が八街街道と呼ばれているのかな。
昔は左にも建物があったのだれけど、取り壊されてポツンと佇む建物。
中央通り商店会と名前があるので、昔は八街の中心部だったのかもしれない。サイゼリヤが左手にある。
駅に近い方は、建物があまり無いが、南へ行くと建物が見えてくる。左にあるのは次回紹介する和菓子屋「三好野」。
学生服を扱う「ニシナ」、キッチン用品店「ボンメゾン八街店」。
ボンメゾンの奥に、古い映画館の建物が見える。早く行きたいが、あとでのお楽しみ~!
国道沿い、交通量は多いが歩くには狭い。だからか、個人商店も建物は残っているが営業しているのか不明だった。
フジカラーの看板が残るのは写真屋「星光社」。
向かい側には大きな鉄骨だけが残る建物。一体どんなお店だったのだろう?
昭和感のある丸い照明が素敵。
追記:「さいたまや」というおもちゃ屋さんだったと教えていただきました!なるほど、おもちゃ屋さん…素敵だな。
中央通り商店会のメインは下の建物群かな。個人的に好きな外観。
手前がスポーツ用品店で、奥はなんだろう?喫茶店とか?
2010年のストリートビューを見ても閉店しているお店が多かったので、商店街が廃れ始めたのはもっと前だろう。あまり商店街の雰囲気を感じれずに、八街交差点へ。
交差点の角の建物は広告看板だらけでとても目立つ…
昭和3年の鳥瞰図では、この建物は「乗合自動車待合所」だった。
八街「二区幸町商店会」
交差点を東に進むと、「二区幸町商店会」。二区幸町商店会は範囲が広いので、中央通り商店会とまとめて前半部分を紹介する。
二区幸町商店会は踏切までつづいている。こちらも交通量が多いので、気を付けながら撮影をしよう。
明治時代創業の関医院。病院建築も見逃さない!次の記事でたっぷり紹介予定。
サイトウ洋服店は、注文洋服店。八街は衣料品店が多い気がする。
窓の格子がとても綺麗な木造建築。
正面から見たら、商家のような建物。以前どのようなお店だったのかわかっていないが、商店街の中でも群を抜いて目立つ。
本当に立派!2階からはどんな風景が見えていたんだろう。旅館とかだったりしないのかな~
鮮魚店「魚安」。以前のストリートビューでは、青い外観だったのに赤くなったみたい。
ドライクリーニング星。正面から見たら気づかないが、横から見ると看板建築だなと。
商店街から細い道に向かって旅館「松楽」の看板。ビジネス旅館が路地裏で営業中。
一目惚れした建物
一目惚れした建物とTwitterで紹介したら、多くの人が共感してくれたのがこちら。
上手く言葉で表すのが難しい…和洋折衷の看板建築というべきか、素材を見ると窓がプラスチック製にも見えるのでそこまで古い建物ではないのかな?
割れてしまっているが、窓のデザインが良い。奥に住居が連なっていて、手前はお店だったのだと思うが、
洋風な佇まいから、衣料品店だったとか?推測するのも楽しい。
向かい側には老舗和菓子屋「おきなや」。お店の人に建物のことを聞けばよかったな~!向かい側なら何か知っていそうだし。
追記:地元の方によると、一目ぼれした建物は元牛乳店とのこと。
和菓子屋の横に、柱?が残されているのが気になった。
途中で切断されているようだが、もしかしてレトロ電柱(街灯)??
八街ではレトロ電柱を見かけなかったが、痕跡だけでも残っているなら嬉しいな~
二区幸町商店会を東へ進むと、踏切が見えてきた。
「八街銚子街道踏切」。二区幸町商店会の通りは、八街銚子街道と呼ばれているのかな…
踏切の先にもちらっと商店があるが、今回はここまで。
中央通り商店会に比べたら、建物が残っていて商店街の雰囲気はあるものの、全体的に寂しい。
ある建物の前にあった看板には「富永洋品店」の看板が。お店は営業してないが、看板だけでも残されていると読み解くのが嬉しいい
最後に、二区幸町商店会をじっくり観察していたら見つけた昭和の商店街。
この建物のインパクトは強烈だったので、次の次の記事あたりでじっくりと紹介します!こんなに見ごたえあるとは思わず、序盤からテンションが上がりました!
(訪問日:2021年2月)
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