「関医院」明治38年開院の歴史ある病院は現役 -八街⑸
昔の病院建築は、一つ一つ個性があって見ていて飽きない。各地を探索していて、昔の病院建築を見つけるのが密かな楽しみだったりする。
八街の「関医院」は現役の病院だが、歴史を感じる佇まいに痺れる。
八街「関医院」
千葉県八街市八街に113-6。総武本線「八街駅」南口から徒歩5分、八街十字路の東側にある病院が「関医院」だ。
古めかしい看板が両サイドに残っているのも好きなポイント。
関医院はホームページがあり、診察予約なども対応。さらに関医院の歴史についてもまとめられていた。
当院は、1905年(明治38年)八街の地に開院し、今年(令和3年現在) で116年を迎えます。時代の変化とともに多様化する社会の中で、地域に密着 した診療所として皆さまとともに歩んで参りました。これからも、より良い医療をご 提供できるように日々の診療を心がけて参ります。
明治38年(1905)に開業。116年の歴史ある病院だ。
今回入手していないが、八街の鳥瞰図にも掲載されているのでは?と思う。
レトロな洋風建築
木造平屋の洋風建築。手前が広い駐車場になっていて、まだ診療時間前だからか柵が閉まっていた。
赤い屋根とほんのりピンク?クリーム色の壁が温かみを感じる。関医院は、内科・小児科の病院。子供にとっても馴染みやすい病院になるような色を組み合わせているのかも。
入り口は斜め扉と両サイドの柱が良い。建物の詳しい竣工年はわかっていないが、大正末~昭和初期ではないかという意見がある。
全体的に建物の前に木々があり、写真が上手く撮れなかった。でも調べてもあまり記録している人がいない…八街にも近代建築たくさんあるのにな~
ホームページを見た感じでは、建物内は新しそう。病院建築って今は閉院しているところが多いけれど、現役なのがなんだか嬉しい。
また私のお気に入り病院建築コレクションが増えた~
(訪問日:2021年2月)
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関さんの外見素敵ですよね!
病院建築のお手本のような建物でいつまでも残っていてほしいです。