「平林のだんご」創業明治30年の手作り団子が絶品!八街の名物 -八街⒁
八街の老舗、最後に訪れたのは「平林のだんご」。昔ながらのだんご屋さんが商店街にあります。
電車の待ち時間の間、八街での探索の疲れが癒される茶屋でした。
八街名物「平林のだんご」
千葉県八街市ほ239。総武本線「八街駅」南口から南へすぐ、ビルの1階に「平林のだんご」がある。
お店の入り口にもあるように、創業は明治30年(1897)!
八街に鉄道が敷かれたのが、明治30年なのでちょうど同じころ。八街の発展とともに歴史を積み重ねてきたお店だ。
だんごの種類はとてもシンプル。あんだんご、焼きだんごのみ。
一皿4本で280円だ。
店内は落ち着いた雰囲気で、座敷もあるのでゆっくりできる。昔ながらのこういう茶屋って、観光地以外で見かけることが少ないので貴重なお店だなあ。
運ばれて来た焼きだんご。
一口食べると「もう、ほっぺたが落ちる!」と叫びたいくらい。大げさではなく、美味しかった。
正直、みたらしの団子はあまり好きではない私ですが、これは美味しくて軽々と完食!
とろけるような柔らかさと香ばしい焼き目が最高でした。
車で買いに訪れている人がいるのも納得の美味しさ。
少しゆっくりしていると、お茶を追加してくれて…
だんごだけでなく、店員さんの雰囲気も温かくて良かった。
地元の子供たちが遊びの後に水をもらいに立ち寄っている姿を見ると、このお店は地域の人々から愛されているんだなと。
八街の人の温かさに触れた良い一日だった。
ひらばやしの創業当時の店舗
店内には、創業当時の店舗の模型が展示されている。
明治時代から大正時代まで、茅葺屋根の店構えだったそう。
話を聞くと、元々は長野県の松本で創業、煎餅屋だったみたいだが、八街で測量の仕事を行っている中、平林のだんごとして開業したとか?
普段だんごをあまり食べない人にもおススメしたい。そして出来立てをぜひ店内で召し上がってほしい。
(訪問日:2021年2月)
-
前の記事
八街「本町商店会」~「神明町通り商店会」を散歩。十間道路構想が興味深い -八街⒀ 2021.06.30
-
次の記事
京成西船橋「葛飾商店会」門前からの歴史。 歴史スポットを訪ねて 2021.07.01
平林のだんごはおいしいですよね!
立地もいいですしファンが多いお店です。
お盆や彼岸の頃は、お仏壇へ上げるため、お土産にと大活躍していますよ