市川市若宮に残るレトロ電柱(コンクリート街灯)
市川市若宮の住宅街に残るレトロ電柱(コンクリート街灯)。以前その存在をネットで知り、場所を特定してフォロワーの方に撮影して頂いたことがある。今回、やっと自分の足で撮影に行くことが出来て感無量だった。
若宮に残るレトロ電柱(コンクリート街灯)
市川市若宮2丁目。
中山法華経寺の北側に位置する商店街「若栄商店街」は、かつて銀座商店街と呼ばれていたほど賑わいのある商店街だったそうだ。
商店街については以前探索したことがあったのだが、裏道にレトロ電柱(コンクリート街灯)が現存していることを「東京あるけあるけ」さんの記事にて知った。2018年の記事なので、街灯全体が良く見える。
記事の通り、商店街の一本東側の裏道を行くと、とある民家の角に残っていた。取り壊されていなくて良かった…
現在も街灯として機能している!夜になったら明かりが灯るのかしら。
下部は膨らみのあるデザインが露出している。地中に埋まっている物もあるので、埋まっていなくて嬉しい。地域の人が大事にしているのかな。
しかも、プレート付き。若〇會。たぶん、若栄会の事だと思われる。
若栄会、現在の商店街の街灯として各地に存在したのかな。付近を探したが、これが唯一残っているものかも。まさに歴史の生き証人。これからも残ってほしいなあ。
今まで見つけたレトロ電柱(コンクリート街灯)一覧はこちら→レトロ電柱の記事
今まで市川市内では6本ほど見つけたが、今回のようなデザイン性のあるものは2本ほど。いずれも民家の敷地内である。
今回街灯があった民家も、戦前から佇まいが変わってい無さそうな立派な建物。
2階のガラス窓と玄関先の照明が素敵。近年、屋根瓦が板張りになっている。この民家がある限り、今回のレトロ電柱も生き残るはず…?
(訪問日:2021年11月)
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