「レイクピアウスイ」京成臼井駅南口にあるショッピングセンター -臼井⑴

「レイクピアウスイ」京成臼井駅南口にあるショッピングセンター -臼井⑴

京成臼井駅前にある「レイクピアウスイ」。佐倉ふるさと広場へチューリップを見に行く際に立ち寄る場所だけど、他の場所には無いレトロなショッピングモールなんですよね~

個人的に好きなフードコートもご紹介します!

京成臼井駅の歴史

千葉県佐倉市王子台。京成本線「京成臼井駅」南口へ。

大正15年(1926)に「臼井駅」として開業。当時は、京成佐倉側の国道296号あたりに存在した。

京成臼井駅

昭和53年(1978)に土地区画整理事業によって580m離れた現在地に移転。ミスタージャイアンツの長嶋茂雄氏の故郷としても知られ、モニュメントなどが設置されている。

また、臼井は成田街道の宿場町でもあった。これから紹介する「臼井・王子台商店会」に詳しく記載されていた。

臼井城が廃城になった1604年以降、城下町から武蔵・上総・安房・常陸へ通じる陸上交通と、利根川・印旛浦を利用した河川交通の宿場町に生まれ変わった臼井は、江戸中期以降盛んになった「成田山詣り」によってさらに繁栄しました。
印旛浦畔の風光明媚な宿場町として最盛期には宿屋・料理屋16件、銭湯2軒、乗り物は馬やかごから人力車に代わり、それを営む車屋数十軒あったといわれ、成田詣りの人たちが10台・20台と人力車を連ねて宿場町の中を行くさまは壮観だったそうです。

昭和60年頃は中宿交差点付近に古い建物が残っていたようだが、今は石碑のみ。宿屋や料理屋が並ぶ臼井の姿を一度見てみたいなあ…

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地元密着型ショッピングセンター「レイクピアウスイ」

現在の南口には、地元密着型ショッピングセンター「レイクピアウスイ」があり、個人的に好きな場所だ。

京成臼井駅南口

今までは、何気なくお店に入っていたけど、よく見たら「レイクピア」ってなんだ?と疑問に思った。印旛沼のことかな?

レイクピア?

答えはレイクピアウスイのホームページに載っていた。

名前の由来
レイクピアは湖畔(印旛沼の畔)の郷(街)を意味し、マークはLakePiaのLを象形化したもので、赤丸は昇る太陽・平和と繁栄を表しています。斜めのラインは天上をめざして一直線に伸びるレイクピアの向上の願いを込めています。

2本の横のラインは緑なす悠久の大地「臼井」と「レイクピアショッピングセンター」を重ね、そのゆったりとした起伏する太い2本のラインは地域の平和と調和・豊かさを表現しています。

 

入り口

「新しい街に、新しい商業施設を」という目標のもと1984年(昭和59年)3月6日にジャスコ株式会社(現イオン株式会社)と共同により地元主導型の大型ショッピングセンターとして誕生しました。

イオンと共同でつくられた地元密着型の大型ショッピングセンター。ジャスコの時代の名残が残っているかのようなレトロなショッピングセンターは、どこか懐かしく感じる。

ちょっとレトロな感じ
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イートピアの「グッデイーズ」がお気に入り

個人的にお気に入りな場所が、1階にあるフードコート「イートピア」。

フードコート

よくあるイオン内のフードコートとは違って、レトロな小さなフードコートが落ち着く。

お店の看板

あれ、2年前に訪れた時営業していたお店が閉店している。コロナの影響だろう…

閉店

チューリップを見に行くときに立ち寄るのが「グッデイーズ」というお店。

グッデイーズ

ファーストフードだけど、手作りメニューが豊富!ラーメン、蕎麦など色々なメニューが並ぶ。

ファーストフード店

今は店舗数も少なくなっている、イトーヨーカドー店内の「ポッポ」と似たような雰囲気を感じる。ファーストフードなのにどこか温かい。店員さんの人柄も良かった。

懐かしくなるお店

商品を待つ間のドキドキ。いつ音が鳴るかなって子供の頃は楽しんでいたな~

待ち時間

ラーメンを注文。

ラーメン

たまに無性に食べたくなるラーメンの味。なぜだろう。

たまに食べたくなる

平日に訪れたが、地元の方で賑わっていた。買い物ついでに休憩している人も多いのかな。

可愛い照明

今回はファーストフードでランチをしたが、入り口側には喫茶店もある。

亜珈里

開業から30年以上。レトロな雰囲気が漂う喫茶店は日替わりランチもあるそうな。

昔ながらの喫茶店

次回は喫茶店の方も立ち寄りたいなと思う。

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レイクピアウスイの「佐倉ねぶた」

3階がレストランとコミュニティのフロア。どんな様子か行ってみることにした。

4階へ
ゲームコーナー

レストラン街といっても営業しているのは1店ほどだった。コロナの影響?

3階は寂しい

奥に大きなねぶたが展示されていた。地元2大英雄、みなさんは両方ともわかりますか?

佐倉のねぶた

右は、長嶋茂雄氏。佐倉市の小・中・高校を卒業した、佐倉ゆかりの人物である。

長嶋茂雄氏

左は、史上最強力士・雷電為右衛門。彼は妻の生まれ故郷の臼井で晩年を過ごしたとされ、市内はお墓も。私も以前行ったことがある。

雷電為右衛門

これらのねぶたは、青森のねぶた師によって2016年に制作されたもの。

佐倉ねぶた

間近でねぶたを見たことが無かったので、こんなに迫力があるものなのだと感心した。夏祭りなどで街を巡るそうだ。

力強い

臼井・王子台商店会

周辺は「臼井・王子台商店会」を呼ばれる商店街が広がっている。三越臼井店も。

三越

鮮魚店「川京」や隣の文房具店「文光堂」は古いお店だと思う。昔は文房具店の隣に「黒田書店」があった。

古いお店が並ぶ

臼井でお土産を購入するなら、和菓子屋「ひまわり」が良いかも。

和菓子屋「ひまわり」

また、同じ並びには昭和なレストランが。

営業中だった

「きあい丘ヒュッテ さっぽろ亭」って店名が気になる~山小屋みたいな雰囲気。

きあい丘ヒュッテ さっぽろ亭

交通量が多い通りは、「こぶし通り」と呼ばれているようだ。

こぶし通り

また、レイクピアウスイの北側の通りにはレトロなパチンコ店「ドラゴン」。長期休業中だった。コロナの影響かわからないが、自粛しているとしたら珍しい。

パチンコ店「ドラゴン」

あと、踏切近くにレトロなスナックの建物を発見。

踏切の近く

ふれ愛…

ふれ愛

次回は北口の商店街へ。

 

(訪問日:2021年3月)

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