銭湯「梅開湯」千葉市中央区寒川町、旧道沿いに残る大正時代の銭湯
寒川町、銭湯が3軒並ぶ奇跡的な一角がある。今回はその中でも特にレトロな佇まいの「梅開湯」へ入浴してきました。念願叶って嬉しいです!
寒川町、房総往還沿いの銭湯街道!
千葉県千葉市中央区寒川町3丁目17。房総往還沿いの昔ながらの銭湯。最寄りのバス停、小湊バス寒川三丁目からすぐだ。
寒川町には銭湯が3軒、房総往還沿いに残っている。埋め立てられる前は、街道の西側は海だったため、銭湯の需要が高かったのだと思う。→寒川神社~房総往還沿いの町並み。佐倉藩の御用港、3軒の銭湯が現役
そして、今回は真ん中に位置する「梅開湯」へ。以前探索した時から入りたい!と強く思っていた。
なぜなら、昔の建物のまま営業されている貴重な一軒だから。他の2軒もいずれ行く予定だけど、古い建物の方が今行かなくては、と焦る。
入り口正面の絵付けタイルが素晴らしい~
しかも、番台と繋がっている窓は緑色の色ガラスがはめ込まれている。こちらも当時のまま?美しい!
木の鍵の下駄箱。下駄箱の鍵は無くさないように!
女湯は右側。番台式ではなく、フロント式に作り替えているので番台式が苦手な方も安心して入浴ができる。
また、梅開湯のホームページも。
THE 銭湯
番台、富士山ペンキ絵、熱い湯、瓶の牛乳、すべてが昔ながらのままです。
気さくな女将さんが対応します。
初めての方もお気軽にお立ち寄りください!
駐車場も数台あります。
コインランドリーあります。
銭湯は温まり方が違います!
昔の銭湯の趣を味わいたい方におススメ!上の文章にある通り、気さくな女将さんにほっこりしますよ~
梅開湯の脱衣所
私が行ったとき、偶然誰もお客さんがいなかったので撮影の許可を頂きました。下の写真はフロント式に作り替えているため、壁ができている。
天井は、外から見るよりも広々としていて開放感がある。
そして脱衣所から見た浴室。全体的に清潔感があって古いけれど綺麗だと思った。
浴室の反対、入口側のスペースは休憩スペース的な一角。
お手洗いは木製の扉!
小さな取っ手を左右にスライドする昔ながらの鍵だった。
女将さんで、現在3代目で建物自体も大正時代のもの、と築80年は超えると話していた。
高い番台に昇るのが大変になってきたのでフロント式に変えたそう。「ゆっくりしてってね~」と初めてでも優しく対応してくださって嬉しい。
昔の情緒は保ちつつ、フロント式でゆっくり入れるところが良いですね!
美しいペンキ絵のある浴室
浴室。3列の蛇口と、2つの浴槽。
シャワーは使えないので、カランで身体を洗う。最近はカランで洗うのも慣れてきて、特に違和感はなかったが口コミではシャワーが使えなくて残念と書いてある。
ペンキは、去年2021年にペンキ絵師の中島さんによって描かれたもの。
男湯のほうに富士山が描かれている。美しいペンキ絵を見ながら入浴する時間は幸せ。
お湯の温度はぬるめの40度。暑すぎてもすぐのぼせてしまうので、ちょうどよくゆっくり浸かれる…
右側は、椅子型の風呂になっているのだけれど、ジャグジーとセットで極楽。次のお客さんが来るまで浸かっていた。
もちろん浴室の天井も高い。
夕方になり続々と近隣の方と思われる常連さんが来店し、賑やかになってくる。
千葉駅からもバスで20分ほど。JR東千葉駅からも徒歩圏内。今度は会社帰りに3軒制覇したいな。
水曜日定休日。
15時~22時営業。
シャンプーリンスは無いので持参するか購入してください!
入り口脇に駐車場あり。遠方からの方もぜひ~
※最近、ブログのコメントへの返信が出来ておらず申し訳ないです!近々、返信しますのでお待ちください!引き続きコメントいただけると嬉しいです!
(訪問日:2021年12月)
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はじめまして。
梅開湯の関係者(家族)です。
アップしていただきありがとうございます!
老朽化と経営面から維持が難しい状況ですが、また機会があればお越しください。m(_ _)m
梅開湯様
はじめまして!コメントいただきありがとうございます!!
梅開湯さんの昔ながらの雰囲気が大好きです。寒川は3軒も銭湯が残っていて、散歩がてらどこに入ろうか迷ってしまうのが楽しみです。
今後もお体に気をつけてお過ごしください。陰ながら応援しております!
梅開湯の歴史について、他の銭湯の方よりお話が聞けました❗
元々は千葉市営の浴場として立てられたそうで、その後に払い下げられて今に至ります。