「アメ横開運食品街」と「摩利支天徳大寺」ワクワクする上野

「アメ横開運食品街」は摩利支天徳大寺のましたにある食品街。10軒の名物店が軒を連ねており、いつも賑わっている。
そしてその2階にはお寺が…!電車からも見えるその不思議なお寺に立ち寄って開運パワーをいただこう。
アメ横開運食品街
菓子屋、豆屋、コーヒー屋、珍味屋といった個性的なお店が並ぶアメ横開運食品街。

スパイスの専門店、ドライフルーツや乾物、輸入食品、ちりめんじゃこや数の子、決して広くはない店舗スペースに様々な商品が並ぶ光景はアメ横の風物詩。

開運食品街の2階にはお寺があるのが見える。いつも混雑しているアメ横でなぜこんな場所にあるのか不思議に思っていた。

摩利支天 徳大寺
通りから階段を上って摩利支天徳大寺へ。

人通りが多いアメ横と違って静かなスペース。散策の途中に休憩しても良さそう。
創建は江戸時代初め、寛永年間に創建された。日蓮宗のお寺。

下谷広小路(現在の上野広小路)に位置したことから、「下谷摩利支天」とも呼ばれていたらしい。全国から参詣客が訪れ、その門前通りは下谷広小路の摩利支天横丁と呼ばれるようになったという。
大正12年の関東大震災、昭和20年の戦災によって延焼したものの、ご本尊だけは焼失を免れてきたらしい。そして昭和39年に現在の姿に復興されたのだった。

寺社町として栄えた上野広小路の唯一の名残の寺院であり、貴重なお寺。上野広小路が寺社町ことも今は想像がつかない。
石橋稲荷は、元禄年間にこの場所の発展を願て石橋久七が創建したもの。

昭和58年のビルの新築に伴って屋上に再建されたのだという。
摩利支天徳大寺から見る上野の風景はいつもと違って面白い。上から見渡すのも良いな~

アメ横と上中
新型コロナウイルスの影響でいつもより人は少ないかと思ったが、あまり変わらないアメ横の活気。

普段であったら外国人観光客も多くごった返している。ケバブの勧誘などもボディタッチが凄いが、ご時勢的に静かであった。


以前は見かけなかった気がするアメ横センターの看板。「舶来の殿堂」というキャッチフレーズが良い感じ。

上野は小さいころから何度も訪れている場所だけれど、大人になってから見ていると街の温かさにホッとするというか、心がワクワクする街だと感じる。上野の記事はこれからも書きたいな~
(訪問日:2020年9月)
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