銚子駅前「椎名みやげ物店」戦前からの歴史と名物土産を購入 -銚子36
銚子駅近くにある「椎名みやげ物店」で銚子のお土産を購入。威勢の良い、素敵なおばあちゃんに誘われて立ち寄ったのですが、思いがけず銚子の歴史を伺う事ができ、銚子2泊3日の旅の締めくくりに最高なお店でした。
銚子駅近くの「椎名商店」
千葉県銚子市西芝町3−22。JR銚子駅北側のロータリーからすぐ、西側の通りにある「椎名商店」。
ザ・昔ながらのお土産物店。最近は、こういうお店も少なくなっているのでは。並びのお店の中には、シャッターが下りているお店もある。写真からも分かるように、歩いている観光客の姿が本当に少ない。
時期的なものかもしれないが、昔ながらのお土産店にとっては厳しい現状が一目瞭然。
少し北側に行くと、オシャレな「銚子セレクト市場」があるのだけれど、オシャレな雰囲気に気後れしてしまうのと、個人商店に頑張ってほしいこともあり、今回は椎名商店でお土産を買いたいと思った。こういうお店も記録に残したい。
そして、人情溢れる接客がこれまた良い。これ、美味しいから食べてみて!と試食をくださったり。店内奥にも商品があるので品数も豊富だと思う。一通りそろっている。
貴重な銚子の昔のお話を伺う
店員であるおばあちゃんは、御年81歳になるとのこと!驚き。若々しくて威勢のある声に惹かれてお話を伺っていたのだけれど、商売をしている人は本当に実年齢より若いな~
現在は息子さんと二人で経営されているようだった。戦前は、行商として朝早くに買い付けて千葉市の方へ。戦後になってから、お店をつくったのだという。
しかし、新型コロナウイルスの影響で1か月誰一人もお客さんが来ない時が2回もあった。それでも、戦前の苦しい状況を乗り越えてきた人は強い。「商売は波があるから」と。
そして最後に、「今から頭の体操するね」と紙に何かを書き始めた。
銚子らしい灯台のイラスト入り。購入したお土産以上に素敵な思い出を頂けて嬉しかったな。
また、母の要望で、駅のすぐ近くにあるぬれ煎餅の㈱イシガミにも立ち寄った。
ここのぬれ煎餅は少し濃いめで美味しい。
そして旅館やラーメン店で頂いたお土産。銚子で出会った人々は気持ちが温かい人が多くて、冬でも温かい気候も相まって居心地が良いなと思う。
母と2泊3日の銚子旅、終わり。
大新旅館に宿泊して各地を巡るのおススメです。皆さんも銚子へぜひ~!
(訪問日:2021年11月)
-
前の記事
銚子駅近くの老舗蕎麦屋「玉川屋」。創作お蕎麦が美味しい -銚子35 2022.10.22
-
次の記事
荻窪「旅館西郊」に宿泊。昭和初期の西洋式・東京唯一の泊まれる文化財 2022.10.25
コメントを書く