銚子・老舗の駄菓子屋「渡辺文具店」。童心に帰れる温かい場所 銚子-⒄
今回の記事から、しばらく銚子シリーズとなります。2泊3日、銚子の旅。
老舗旅館に連泊し、端から端まで銚子を探索しよう!という気持ちで母と銚子へ。まずは、駄菓子屋さんに。銚子の旅、最後までお付き合いいただけると嬉しいです!
銚子市立双葉小学校の周辺
千葉県銚子市東芝町7−1。銚子駅から徒歩10分ほどの場所に在る駄菓子屋「渡辺文具店」へ。
JR銚子駅北口を出て東側へ、銚子市立双葉小学校を目指して歩く。学校の正門横には、老舗の文具店「根本商店」が営業中。
店頭を除くと、ぺんてるやチョーク、地図などが無料でお持ち帰りくださいと置いてあった。歴史の年表があったので父のお土産に頂くことに。
ブログを執筆している2022年8月現在、Googleマップには臨時休業とある。営業をやめてしまったのだろうか。
文具店から北へ。ちょうど小学生の帰宅時間で、下校途中の小学生がたくさんいた。この丁字路は小学校の裏門にあたる。
モダンな建物。元洋裁教室?の雰囲気。
渡辺文具店(駄菓子屋)
先ほどの小学校から北へ少し歩いたところにあるのが「渡辺文具店」。Twitterで紹介されているのを見かけて訪れることに。
基本は小学生が優先。この時も子供たちがお菓子を選んでいたので、選び終わるのを待ってからお話を伺った。大人が子供の時間を邪魔するのは避けたい。
子供目線の低い商品売り場。自分がいつの間にか、大人になっていたことを実感させられる。
駄菓子屋マニアの方も訪れていないのか、ネット上には情報が少ない。文具店だけど、なかなか駄菓子の品揃えが豊富で選ぶのが楽しい。
文具店らしく、書道道具も販売中。
たばこの小売定価表。日本専売公社時代の、昭和38年?
現在の10分の1ほどの価格ではないか…
そして聞いた事が無い銘柄もたくさんある。現在はたばこのショーケースは飾りとなっている。
上の写真にも飾られているように、北総エリアで活躍されているイラストレーターの「具緒ぐっちょ」さんの素敵なイラストが見られる。
渡辺文具店の温かい雰囲気を描いたイラストは必見!
店主の優しいおじいちゃんに、昭和25年創業だと伺った。今年で72年。
古いお店だが、とても綺麗に整えられていて、古さを感じない。初めて訪れたけれど、このお店で育つ近隣の子供たちが羨ましいなと思った。
お店の外の看板には、学用品・事務用品・書道用品等の販売を行っていたことがわかる文字。
営業時間は、11時半~17時半。土曜祝日は10時~。
定休日が水・日曜日。
理想的な駄菓子屋さんだった。銚子では、2021年6月で同じくらい歴史のある駄菓子屋「飯田商店」が閉店したばかり。→駄菓子屋「飯田商店」。6月末、75年の歴史に幕 -銚子⒁
私の知る限りでは銚子の駄菓子屋は残り、この渡辺文具店のみ?駄菓子屋も減少しているので出来る限り記録に残しておきたい。
今回購入した駄菓子。じゃが塩バターとチョコフォーが昔から好き。
駄菓子を食べて、この後の探索のエネルギーチャージ。銚子に訪れる際はぜひ渡辺文具店へ。
(訪問日:2021年11月)
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ほっこりしますね、駄菓子屋さんや文具店。
チョーク、今や使い道がかなり限られてますよね…。私の職場でも埃かぶって寝ています…。
今回のお店、私も覗いて見たかったです。
たばこのショーウィンドウケース、これもホントに見なくなりましたね。特に現役のモノは…。気がつけば私も大人になって数十年…街の姿は大変貌して記憶の中にしか無い光景が大半です…。
また昭和モノ、期待させて頂きます。笑