築地、看板建築巡り② 河岸問屋の洋館付住宅も素敵 -築地⑶
築地の看板建築さんぽ第二弾。今回は洋館付住宅も発見して築地の新たな魅力を見つけました。
再開発が進む築地で、今もなお残る貴重な建物をご紹介。
3階建ての看板建築長屋
東京都中央区築地6丁目。とても珍しい、木造3階建ての看板建築長屋が残っていた。

今まで銅板の看板建築は色々見たが、3階建ては見たことが無い。昭和初期以前と言われているけど、現在まで残っているのが凄い。

3階はどうなっているんだろう。建物の内部のつくりも気になる。

防火水槽かな?

向かい側には新しいマンションが建っていて、3階建ての看板建築長屋もいつまで現存するかな…同じ高さの建物が並んでいて、圧巻の風景だった。

木造の和風住宅
こちらは看板建築ではないが、

こちらは看板建築ではないが、素晴らしい佇まいの和風住宅が並んでいる。

テナント募集中になっている。この古民家は活用されているみたいで嬉しい。

京都などではこうした建物が残っているのはよく見るが、東京の築地にもまだまだあるのか…

といっても正面はマンションなので風情は片面だけだけど…

戸袋の模様も木目が美しい。

旧町名のホーロー看板も。「京橋區小田原町2丁目」

ササヤ化粧品店 銅板建築
角に建つササヤと書かれた建物は「ササヤ化粧品店」。

中央区ホームページにも載っている。角地型の銅板の看板建築。青いテントの下はどうなっているんだろう。デザインが気になる。

上部のデザインは花の模様みたい。凝っている。

「ぼくの近代建築コレクション」さんのブログによると、昔は割烹料理店の「魚秀商店」も同じ建物の側面に入り口があったみたい。

牛豚肉の横瀬
居留地中央通り。この名称は平成25年に設定されたものだそうだ。

その通りに面している精肉店「横瀬」。青いスペイン瓦がついた可愛らしい建物が印象的。

浅草ハムと書かれている。現在は営業しているのかな。
洋館付住宅「酒井家」
築地の道をウロウロと歩く。奥に見えるのは晴海通りだ。

住宅街だなと思っていたら、突如小さな洋館がついた建物が見えてきた。

洋館付住宅としては小さなものだが、綺麗に保存されている。

中央区のホームページに「酒井家住宅」として紹介されている。河岸問屋の店員住宅として使われていたそうだ。
照明も残っていて、全体的に手入れが行き届いている。

再開発が迫っているがこれからも残ってほしいなあ。

今まで洋館付住宅を見てきたが、都内では2軒目。以前は根津で見かけた。
津多屋商店
居留地中央通りの交差点。高層ビルに囲まれて、角に建つ洋風な建物が気になった。

築地のマグロ専門店「鯔背屋」だそうだ。教会かと思うくらい洋風な感じ。

周辺は上を見上げると空が狭いなあ。

隣にあるのは「津多屋商店」。江戸情緒を感じる暖簾など様々な商品を扱っている。


門跡橋
歩いていると、ビルの入り口に門跡橋と書かれていて不思議に思った。

晴海通りに、門跡橋の親柱とその説明看板が建っていた。

昭和3年(1928)に築地3丁目と築地6丁目に欠けられた震災復興橋梁だったが、築地川の埋め立て工事などによって撤去された。

中央区のホームページは建物の紹介が細かくされていてとても参考になる。文化財に対しての意識がとても高いのだろうか。
どんどん消えていく建物を記録に残すことはとても大事だ。
(訪問日:2020年10月)
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