「つきじ治作」老舗料亭。岩崎弥太郎の別邸跡地。創業90周年の高級料亭への憧れ
築地から聖路加国際病院の方面を探索していたら、老舗料亭「つきじ治作」の建物が佇んでいた。
隅田川の向かい岸からも見えた料亭の建物。気になったので近くへ。
「つきじ治作」東京都中央区
東京都中央区明石町。最寄り駅は「築地駅」を降りて徒歩10分弱。隅田川沿いに敷地面積1000坪の存在感のある「つきじ治作」が見える。
つきじ治作は、昭和6年(1931)に創業。つきじ治作の建物と庭園は、明治32年(1899)に外国人居留地が廃止された後に、三菱財閥創業者の岩崎家一族の別邸跡地だそうだ。
つきじ治作のホームページには、2020年12月25日に創業90周年を迎えたことが書かれている。
高級料亭として国内外問わず多くの方に親しまれてきたという料亭。
この日は、結婚式をしている方々がいたのでささっと撮影。こんな素敵な場所で結婚式、憧れるな…
「銀座の奥座敷」と呼ばれる「つきじ治作」。門をくぐると、非日常感が漂う素晴らしい庭園と部屋だそうだ。
詳細なレポートが「銀座の奥座敷「つきじ治作」を取材。日本庭園に囲まれた純和風料亭の魅力」に載っている。
隅田川の向かい、月島から見た「つきじ治作」。岩崎弥太郎の別邸がこんなに大きくてびっくり。大学生にはちょっと縁が無いお店だけど、いつか建物の中も見たいな。
岩崎弥太郎といえば、東京都台東区上野にある「旧岩崎邸」も有名ですね。
こちらは岩崎弥太郎の長男が建てた邸宅。私も好きで何度も足を運んでます。また今度記事にしますね!
史蹟 運上所跡
「つきじ治作」の傍にある石碑は「史蹟 運上所跡」。
江戸幕府は、慶応3年(1867)に、江戸築地鉄砲州明石町の一体を外国人居留地と定め、この地に税関業務等を行う運上所を設置しました。これが、東京税関の始まりです。
碑文に書いてある通り、東京税関所がつきじ治作の場所にあったようだ。
記事の内容が今回は薄いが、いつか「つきじ治作」を訪れた時にまたしっかりと追記したい。
(訪問日:2020年10月)
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