津田沼「千葉工業大学の通用門」国登録有形文化財のレンガ門に注目! -津田沼⑵

津田沼「千葉工業大学の通用門」国登録有形文化財のレンガ門に注目! -津田沼⑵

津田沼といえば、ここは紹介しておかないと!というくらい歴史好きには有名な門。

千葉工業大学の通用門は、かつて旧鉄道連隊の表門として利用されていたもの。国登録有形文化財にも登録されている歴史的価値が高い建造物です。

千葉工業大学の通用門

千葉工業大学。千葉県習志野市津田沼2-17-1。

総武線「津田沼駅」と新京成線「新津田沼駅」の中間あたりにあり、新津田沼駅南口からも歩道橋を超えてすぐだ。

千葉工業大学通用門

この日はあいにく入学試験が行われていた。普段からこの門を利用している千葉工業大学にとっては、文化財といえど当たり前の風景なのだろう。

入学試験
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旧鉄道第二連隊表門

千葉県のホームページに詳しく解説が載っている。

旧陸軍鉄道連隊第三大隊(後の鉄道第二連隊)の表門だったもの。

明治43年(1910)旧陸軍鉄道連隊第三大隊が習志野市津田沼に移駐し、大正7年(1918)に改組されて、千葉市に鉄道第一連隊が、そして津田沼に鉄道第二連隊が発足した。この門は津田沼駅南側の、兵営入口に設けられた表門であった。

鉄道第二連隊という、戦地で鉄道の建設・修理・運転など鉄道に関する活動をしていた連隊だった。ちなみに、鉄道連隊の演習用の路線は、一部現在の新京成線に転用されたことは有名である。

だから、カーブの角度がすごいのです。

門の街灯

建築年代は不詳だが、少なくも昭和7年(1932)に撮影された写真に門が写っていることから、それより前に造られたと考えてよい。その後、昭和20年(1945)の終戦とともに連隊は閉鎖され、津田沼駅南側の兵営・演習場だった場所は、昭和27年(1952)から千葉工業大学のキャンパスとなった。

いつ建築されたのかは不明とのこと。そういえば、松戸の千葉大学にも煉瓦の門が残っているな。

立派な煉瓦造りだ

鉄道第二連隊関係の建造物群はすべて建て替えられており、この門だけが千葉工業大学通用門として利用され、現存している。鉄道連隊がこの地にあったという土地の歴史を知るうえで、貴重な建造物であり、赤煉瓦の古風な趣から「工大の煉瓦門」と呼ばれ、広く親しまれている。 

国登録有形文化財に登録されたのは平成10年。

国登録有形文化財

レンガ造りの4本の門柱が綺麗に現存していることはとても嬉しい。鉄道連隊の貴重な文化財、これからも大切に保管されるといいな。

千葉工業大学の角にも説明看板がある。

説明看板

鉄道連隊など軍関係の史跡は、大久保にかけても多数ある。合わせて立ち寄ってみて欲しい。

京成大久保駅周辺の歴史。軍隊の街と商店街の「カフェ」の関係性

 

(訪問日:2021年1月)