車窓からも見えるホテル「マリオン」を目指し線路沿いを歩く。津田沼の昭和の面影 -津田沼⑶

津田沼駅周辺を探索。総武線沿いに歩いていると、大人の路地?を発見。
可愛い看板のホテルもあって津田沼の新たな一面を知る。
津田沼駅北口から
総武本線「津田沼駅」。千葉県習志野市谷津5丁目。

津田沼駅前は「津田沼戦争」とも呼ばれる商業施設の争いの歴史などが面白い。その象徴であったパルコの閉店。これから津田沼はどうなるんだろう。
人の流れに逆らって、今回は総武線沿いに沿って西側へ行ってみる。
メガネセンター 原留眼科
駅北口から細い道を通って西側へ。住宅街?の中に「メガネセンター」という看板が見えたので気になった。なんだろう。

原留眼科…眼科医院か。看板がとても古そうだ。

建物もこじんまりとしている。奥に見える高層マンションとの比較が時代を反映しているようだ。

よく見たら閉院している。眼科の情報なんて誰にとって役に立つのかわからないけれど、地元の方に届くといいな。

追記:
原留眼科の北側の通り、住宅街の一角に「旅館つだぬま荘」があると情報を提供していただいた。
看板が現在もあるのか、今度探しに行こう。こんな細い道にあるとは気づかなかったな~
航空地図で上からみたら、奥に長い建物…部屋数も多そうだ。しかし情報がほぼない。
総武線沿いへ。細い道で静かだ。

居酒屋&ABOBA
さらに細い道。居酒屋「浜なす」が見えてきた。津田沼駅ホームからも赤ちょうちんが見えるらしい。

こういう裏通りにある居酒屋って雰囲気良さそう。今度行ってみたい。
その隣は薬局?薬局登録はしていないが、開いている感じはない。2018年で年間100件受付とあるが怪しいと口コミにもある。怪しく光る明るい家族計画も。

自動販売機に隠れて、細長いタイプも!これには驚き。

しかも、今まで見たことがない新種…アボバシリーズってなんだろう。血液型スキン…かわいいのかなんだか。

血液型専用ってこと?よくわからないけどレアな自動販売機だな。

ぎょうざんぽう
裏通りのさらに裏通りって感じ。しかしこの細道にも飲食店がある。

中華料理屋「ぎょうざんぽう」。

昔ながらの町中華。ぎょうざんぽうは、滝不動、馬込沢、若宮など各地で見かけるがどれも閉店していたので貴重な店舗かもしれない。
美味しいらしいので今度訪れよう。
ホテル マリオン
ぎょうざんぽうから表通りに出た。御成街道なので交通量が多い。

御成街道と総武線に挟まれて、角に建っているラブホテル「マリオン」。電車からも良く見えそうな立地なので大きな広告募集がある。

ホテルの看板が好き。昭和の色使いとフォントが今の時代にはないユーモアが溢れている。かわいい。マリオンは特に可愛いと思った看板だ。

新型コロナウイルスの影響で2020年4月から当面の間休業中らしい。ホテルが休業って珍しい。

そして入り口の裏には細い抜け道があった。迷路みたい。

御成街道へ
御成街道を通って津田沼駅方面へ戻る。

大通りだが、居酒屋やカラオケスタジオなどがあった。菜っぱのイラストはファンシーでかわいいな。

こちらは都市再生機構前原二丁目市街地住宅。上がマンションで、1階に店舗がある。

一番左には「桜井青果」。昔ながらの八百屋の店舗がある。
そして歩いていると御成街道の説明看板も設置されていた。

御成街道(東金街道)は、江戸時代のはじめにつくられた街道。徳川家康が東金へ鷹狩に出かけるため、突貫工事が行われた。
いつか御成街道も歩きたいと思っているが、遺構があまりなさそうだな~と思っている。道沿いに看板があるのは少し有難いかな。
(訪問日:2021年1月)
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『津田沼駅の真下に喫茶店があったよなぁ』と検索したらこちらにヒットしました。生まれも育ちも津田沼駅北口側、懐かしく拝見。原留眼科にも通っていましたし、ホテルマリオン横の脇道は駅に出る近道として使っていました(最近は脇道抜けた線路際の道が悪すぎて使っていませんが)。櫻井青果は昔 津田沼十字路にあったんですよ。津田沼、これからどうなっていくのでしょうね、ちょっと心配です。