東金の八鶴湖畔に残る昭和なボートハウスと最福寺 -東金⒁

東金の八鶴湖畔に残る昭和なボートハウスと最福寺 -東金⒁

東金の八鶴湖の周辺を歩いていたら、昭和なボートハウスの建物!そしてガラスにはレトロなジュースのポスターがたくさん!昭和で時が止まった場所でした。

ボートハウスに残る昭和のポスター

千葉県東金市。風光明媚な場所として古くから親しまれている八鶴湖へ。以前、訪れた時に元老舗旅館の「八鶴館」については詳しくまとめたので合わせてぜひ→「八鶴館」東金が誇る”千葉の三大旅館”木造三階建旅館建築を見学 -東金⑾

八鶴湖

今回は八鶴湖を1周歩いて見ようということになり、東側から歩いていると鬱蒼と茂った場所にボートハウスの建物が放置されていた。窓ガラスの格子から見て、この建物自体も歴史がありそうだ。

ボートハウス!!

良く見たらガラス窓に昭和レトロなポスター!消えずに残っていて嬉しい~
こちらは、名糖フルーツL。ご存知の方いますか?女性とフルーツLの瓶の写真入り。

名糖フルーツL

「漂流乳業」というサイトに白黒の同じ写真が載っている。昭和30年代初期とあるが、その前後の商品なのだろうか。だとしたらこのボートハウスは昭和30~40年代から時が止まっているのだろうか。

こちらは、スプライトとコアップ・ガラナ?のジュース瓶が描かれている。

コアップ・ガラナ?

右側のコアップ・ガラナ?水色のラムネ瓶のような瓶だが、現在も北海道限定で発売されているとのこと。今はローカルジュースだが、東金に広告が残っているということで、1960年代から発売され全国に広まっていたのだろうか。

コーラのような炭酸飲料だが、癖のある味とのこと。初めて見たな~

圧巻のポスター

昭和30~40年代の広告が残るボートハウスの建物。既に廃業して時間が経っているが、八鶴湖が風光明媚な場所であることの証。このまま残ってほしい…

かつては、八鶴湖には家族連れやカップルなどボートに乗って楽しむ姿が良く見られたのだろうか。右側は売店?現在はひっそりとしている。

かつてのボートハウス

ボートハウス湖畔、という店名だったのだろうか。入り口脇には椅子も。

湖畔

2018年の動画で、十数年ぶりに「八鶴湖貸しボート」が復活、と書いてあったので、ボートハウスが閉業してから十数年が経過していることが判明。これからまた復活したら嬉しいな~

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最福寺 徳川家康ゆかりの歴史

引き続き八鶴湖周辺を探索。「最福寺」というお寺の門があった。門の奥には墓地が広がり、奥に階段がある。

最福寺

環境庁と千葉県の説明看板が設置されていた。
大同2年(807年)に僧最澄により背後の鴇ヶ嶺山頂の山王神社(日吉神社)とともに天台宗の寺院として創設。

説明看板

天正19年(1591)には徳川家康から寺領30石を寄せられ、上総十ヶ寺の一つである。

そしてこちらは、もう一つ「最福寺所有の文化財」という看板。
東金市内における最も歴史ある古刹のひとつ。

最福寺所有の文化財

七世住職だった日善上人は、東金で徳川家康と対談したことで有名らしい。そして、最福寺所有の文化財は5つ。

・絹本著色天台大師像 (県指定有形文化財 絵画 )
・鰐口(市指定有形文化財・工芸品)
・多羅葉(市指定記念物・天然記念物)
・釈尊入滅涅槃図 (市指定有形文化財絵画)
・大黒天像 (市指定有形文化財・彫刻)

今回は夏バテで階段を上がる元気が無かったが、春になったら枝垂桜が綺麗とのこと。再訪しよう。

元商店?

ボートハウス的な観光施設を期待していたが、見えてきたのは酒屋「フセ分店」。入り口にはアイスクリームの冷蔵庫が見える。営業しているかは分からないが…

フセ分店

チュウハイ、地酒店内にあります。扉が開いているので営業しているのかな。

入り口

向かいには布施商店。こちらは米、たばこ、日用品を扱っている。

布施商店
コカ・コーラの看板

休憩所とも書いてあるので、八鶴湖を訪れた人々の憩いの場だったのかもしれない。

布施酒店
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日吉神社一の鳥居周辺

そして日吉神社の一の鳥居。日吉神社も行きたいなと思っていたが、さらに遠く切通しの参道で山の上に建っているので、今回は断念。

日吉神社の一の鳥居

左手には東金市観光協会案内所があるはずだが、私が訪れた時は閉まっていた。不定休らしいが…現在は八鶴湖に訪れる観光客も少ないのだろうか…寂しいな。

東金市観光協会案内所

一の鳥居から少し参道を探索。東金市消防団第1分団第1部第2班と鐘撞があった。東金は鐘撞が各地にあるな~

東金市消防団第1分団第1部第2班

そして、昔の手押しポンプ車が置かれていた。東金町上宿、と右読みで書いてある。錆びてしまっているが、この状態で放置しているのは勿体ない…

手押しポンプ車

「100年に見る車両・装備【消防組・警防団時代】」によると、同じものが大正2年と書いてある。100年近く前の昔の消防車。博物館で保存されているのを見たことがあるが、消防団に保存されているのは初めて見た。どうかこれからも大事に保管されてほしい。

また、近くには洋風な雰囲気を醸し出す個人宅。

気になって入口を見たら純和風だったので和洋折衷住宅かもしれない。

個人宅

同じ敷地内に、小さな病院があった。先ほどの個人宅は病院の院長さんの家かもと思ったら納得する広さだった。

小さな病院
大多和診療所

大多和診療所。入り口自体は、八鶴湖方面からも。病院の建物まで真っすぐ道が伸びている。

大多和診療所への道

八鶴湖から眺める、八鶴館。旅館としての営業は終えているが、今も昔も美しい姿は変わらない。

八鶴館

右手にあるのは、厳島神社谷弁財天。

厳島神社谷弁財天

9月下旬、ちょうど彼岸花が咲いていて綺麗だった。

彼岸花

(訪問日:2021年9月)