東金「サントス・カフェ」昭和初期築の古民家カフェ。専売公社~多田屋本店 -東金21
千葉県東金市、近代建築が多く残る街。
今回は八鶴館を目的に、友達とお散歩。その休憩スポットとして、文化財の「サントス・カフェ」に立ち寄りました。
東金の古民家カフェ
千葉県東金市東金1135。JR東金線「東金駅」西口から正面を進むと右手に見える、堅牢な近代建築。国登録有形文化財に登録されている「サントス・カフェ」です。
駅からは徒歩3分ほど。交通の便も良いカフェが営業していて嬉しい。
建物は、昭和初期築の木造モルタル塗りの2階建て。たばこや塩などの専売公社の建物として使用、多田屋店舗に。しかし、国道ができてから利用者が減り… それを危惧した若者による再生事業で「サントスカフェ」が平成30年に新しくオープンすることになったという。
昭和40年代にあった「喫茶サントス」を復活させたそうで、喫茶店の復活とは地元の方々にとっては朗報!
以前訪問した際は、簡単にしか見学できなかったので、今回はお昼を食べながらゆっくり見学しました。前回→東金「多田屋旧店舗」と「旧東金税務署(旧多田屋社屋)」を見学 -東金⑻
お手洗いは、中央にある緑色の扉を開けて奥にある。
極力改装せずに壁や木材はそのままの状態。でもお洒落なお手洗いだった。
サントス・カフェでランチ
サントス・カフェは、文化財の建物としての魅力だけでなく、ご飯やスイーツも本格的で美味しい!古民家カフェで内実伴うお店って二分するが…
お食事メニュー(左)も豊富。本日のケーキなど日替わりは、黒板に書かれているよう。
また、カラダとココロに優しいベジタリアンメニューもある。これは嬉しい。特に女性はこういうこだわりのメニュー、お好きでは?
そして、ベジタリアンメニューから「エビとピーナッツのカレー」を注文。千葉県に住んでいながら、ピーナッツカレーはお初!
友達はアップルパイを注文していた。リンゴ紅茶セット。
エビがトッピングされたカレー。ナッツの歯応えある食感とピリ辛なルーがマッチしていて美味しい。見た目に反して辛めで良かった!
また、店内には東金の古写真も展示されていた。
こちらは、東金と学校のあゆみの展示。
下に東金と学校の歴史が年表に。
かつての登校風景の写真からも東金の商店街がいかに栄えていたのかが分かる。
東金の近代建築の散歩の休憩にぴったりな古民家、文化財カフェ!居心地よくて近くに会ったら通いたくなるカフェです。
(訪問日:2022年3月)
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