「常盤平駅前商店会」常盤平団地とともに60年。昭和の「ときわ平ボーリングセンター」が目印

新京成電鉄「常盤平駅」から広がる「常盤平駅前商店会」。
調べても特に情報が載っていないのだが、個人的には好きな雰囲気。夕方、街灯がキラキラと光る商店街へ。
常盤平駅前商店会
常盤平駅の西側。街灯が並ぶ道に昔ながらの商店が並んでいる。

透明の街灯がキラキラと光っていて、宝石のような街灯だ。

片側は屋根がついていて、アーケード商店街になっている。全長は50mもない短い距離。

ときわ平クリーニングコーナーの看板が暗闇に光る。2桁の電話番号だ。

昔の看板の電話のマークを眺めるのが好き。個性的なデザインで可愛い。

向かい側にも数軒お店がある。2階は一体なんのお店でしょう?

宝石、メガネ、時計のお店。

隣はファッションサプリFuku fuku。

時計・メガネの看板は壊れているみたい。

再び左側の道。奥にあるのは「藤田青果店」。道にも商品が溢れる、昭和の八百屋さん。

高齢の方が一人で切り盛りしていた。中央商店会には八百屋がなかったので地元の方も重宝しているのかも。


ときわ平ボーリングセンター
2階建ての大きな建物。建物内から大きな音が響く。

「ときわ平ボーリングセンター」の文字が書か賀られていた。チェーン店ではなく、地元に密着したボーリングセンター。珍しい。

巨大なボウリングピンがお出迎え。新京成電鉄すぐそばのボーリングセンター。駐車場も完備。

地元では「トキボー」と呼ばれているみたい。ときわ平ボーリングセンターのホームページによると、昔は緑色の文字だったみたい。

安くて楽しめるボーリングセンターのようで、グーグルの口コミもたくさん。いつから営業しているの気になるな~
1973年5月5日が開業日とのこと。50年近い老舗ボーリング場。

『男の隠れ家』からボーリングセンターの情報
『男の隠れ家』2020年5月号に、ときわ平ボーリングセンターの情報が載っていた!偶然読んでいて見つけたのでびっくり!
それによると、昭和48年(1973)にオープンしたそうだ。今から50年近く前!
平成の第二次ボーリングブーム時には待ち時間6時間も普通だったらしく、現在の外観と変わらない昭和のボーリングセンター。
私はあまり知らなかったのだが、ボーリングブームが起きたのは昭和30年代後半から40年代前半にかけて。昭和47年(1972)をピークに人気は下がったが、平成に入ってもボーリングブームがあったなんて。今の若者はあまりボーリングをしないので、そこまで熱狂的にみんながボーリングにハマっていたとはな~
各地にボーリング場があったらしいので探してみよう。
レトロなゲームセンター
ボーリングセンターと併設してあるゲームセンターもレトロ。

太鼓の達人だ~と思って近づいてみると、

「このバージョンは日本に数台?」の看板。日本に数台しかないレアな太鼓の達人?!

よく見てみると2003年とある。今から17年ほど前の太鼓の達人だ。私もこのタイプは見覚えが無い。

デザインもレトロだが、音楽も懐かしいものばかり。

レアな太鼓の達人を楽しみたい方はぜひ、ときわ平ボーリングセンターへ。

ボーリングセンター内にて
ボーリング場1階もレトロな雰囲気。2階がボーリング場となっているため、1階にいるとゴロゴロとした音が聞こえてくる。

紙製?のウルトラマンの人形がかわいい。よくできているなあ。

常盤平駅前のロータリー。常盤平団地ができてから60年。

団地の周辺にはゆったりとした時間が流れる商店街や昔懐かしいボーリング場が残っていた。各地でボーリング場が閉館している現在、こうしたローカルなボーリング場は珍しいかもしれない。
(訪問日:2020年10月)
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ときわ平ボーリングセンター略して「ときボー」昭和の中学生にはありがたく1ゲーム200円で貸靴が100円だったような記憶がある。
ゲームセンターでもよく遊んだ。