旧森田家住宅(旧国鉄機関区長宅)|JR館山駅近くの国登録有形文化財 -館山21

館山の「旧森田家住宅」。この建物は、「旧国鉄機関区長宅」で国登録有形文化財に登録されています。近代の和風住宅、内部は見学できませんが外から静かに見学しました。
旧森田家住宅主屋 館山
千葉県館山市北条2321。今回の目的地は、JR館山駅西口から徒歩圏内にある国登録有形文化財「旧森田家住宅」。
前回の勝山駅~館山駅へ移動し、千倉の旅館に泊まる前に少しだけ館山を歩きます。いつもながらハードな夏の街歩きコースです。
館山駅西口は古い建物があまり残っていないと思っていたので海岸を散歩したことくらいしかなかったな。下の写真は千葉県安房西高等学校。

千葉県安房西高等学校から少し北へ移動。
目的の建物は、現在デイサービス「みのりの家」として活用されているみたいで外から見学のみ。
閑静な住宅街の一角に、敷地内に説明看板が設置された邸宅が見えてきた。こんなところに文化財…!
三軒町休憩所北側に伸びる通り、写真館や酒屋など商店が並んでいる様子から昔は海岸に抜ける商店街だったのかな~
と思っていたら、説明看板に「この地域は風光明媚な館山湾を望む北条海岸に近く、明治時代から大正時代にかけて避寒避暑のために造成され、多くの別荘が建てられました。」とのこと。他には残っていないのかしら?
昭和初期に建設され昭和8年頃、昭和10年頃改修の木造平屋建て。
旧森田家住宅は、館山駅西側の住宅地にある旧国鉄機関区長宅です。北正面の木造平屋建てで、寄棟造桟瓦葺、正面東寄りに入母屋造の玄関があります。内部は東に客座敷を設け、中廊下を通して西に居室4室を配しています。駅前に開けた近代住宅地の様相を伝える和風住宅で、現在はデイサービス施設として活用されています。(館山市ホームページより)
2019年に国登録有形文化財に登録されている。


玄関脇にある洋風な応接間は昭和45年の増築で国登録有形文化財範囲外だそう。
それにしても文化財でもある昭和初期の邸宅でデイサービス、近かったら通いたいなと思ってしまうくらい魅力的。居室が4室だそうだが、どのように使われているのか気になる。
余談。2022年に開催された須藤牧場プロデュース「房総生シェイク祭り」、気になっていたけど参加逃してしまったな~ また開催されることを祈ります。
(訪問日:2022年9月)
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