古民家カフェ「高津珈琲」。八千代市高津・100年の歴史を伝えるお洒落カフェに(2024年12月末閉店)
八千代市高津にある古民家カフェ「高津珈琲」へ行ってきました。一度行くと、どことなく懐かしいような、落ち着く空間に虜になります。ぜひお近くの方は行ってみて下さい!
※2024年12月末で閉店されるとのことです
建物はそのまま、違うご親戚の方が新しいお店をオープンされます
https://takatsucoffee.main.jp/2024/10/01/heiten_to_kongo/
八千代市高津の人気古民家カフェ!
千葉県八千代市高津527−1。前回から八千代市高津の歴史探訪をしているが、一休みということで古民家カフェ「高津珈琲」に立ち寄った。
お隣にある蕎麦屋「高津静庵」も自家栽培のそば粉で美味しいらしいので今度立ち寄りたい。
高津珈琲は道路沿いに看板があるので見逃さないように!月・火曜日が定休日。
築100年の古民家を改装した古民家カフェ。穏やかな優しい兄弟が元々住んでいた家をそのまま取り壊すのは惜しいと思い、内装をリノベーションしてカフェにしたそうだ。
玄関口も広く、立派な邸宅であることが窺える。
床の間や仏壇などの面影も。元々農家だったため、農業の神様を祀っているらしい。
入ってすぐ右手がキッチンで、お手洗いも完備されているため快適に過ごせるだろう。
アンソニア、と書かれた振り子時計はアメリカのアンティーク時計らしい。素敵。
縁側もあったが、そこは部屋の一部に改装して客席に。外からの陽がたっぷりと入るので、冬でもぽかぽか。
高津珈琲のロゴマークは、ロマンティックな乙女が描かれていて可愛いなと思っていたら、彫刻を専門とする文化財修復家の「佐藤元彦」さんに作成していただいたものだという。
ロゴの女性は、高津の地名の由来ともなった「高津ひめ神社」に祀られている、藤原時平の娘「高津姫」をイメージ。また、外輪の二重丸は、七年祭の法被から意識して地元にこだわったデザインなのだとか。
「残したいもの」「残してほしいもの」そんな思いがこのロゴに込められています。
という文章が素敵で、変わりゆく時代とともに変わらない場所があることは嬉しいなと思いました。
高津珈琲の美味しいメニュー
高津珈琲は場所だけでなく、メニューも魅力的なのでおススメしたい!!
ご飯物も。スペシャルメニューにサンドウィッチなど。
席数は20席。ソファー席もあるのでご家族でゆっくり過ごすのも良さそう。私は一人で訪れたけど、女子会をしても良さそうだなと思った。
家具もアンティーク調で古民家の雰囲気とマッチしている。
こちらは仙台箪笥の鍵の写真。存在感を放ちますね~
たまごサンド、ハニージンジャーチャイ
今回注文したのは、たまごサンドと名物だったシフォンケーキ、ハニージンジャーチャイ!
たまごサンドは、ふわふわのフォカッチャにボリュームたっぷりのたまご。これで350円は良心的…美味しい。
また、手が汚れないように包み紙も。
シフォンケーキはオープン時からあるという名物だったが、去年末で終了。ふわっふわのケーキをイチゴソース、生クリームとともに。
ハニージンジャーチャイも、肌寒い季節にぴったり!ジンジャーがはいっているので甘すぎず、心からぽかぽかになる。
スパイスを注文が入ってから煮出すため、提供まで10分以上かかる本格的メニュー。
メニューの最後にもあるが、建物は1920年頃に建てられたもの。柱や梁はそのままに、畳をフローリングにするなどして2015年にオープンした高津珈琲。
散歩の途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
小さな弁天池
高津珈琲から少し東側の住宅街にある弁天池を帰りに行ってみる。八千代市高津1122−14。
住宅街、至って普通の道沿いに一角だけ自然に囲まれた弁天池がある。現在もしっかりと池で囲まれているが、お堂の痛みは激しい模様…
おそらく、今は暗渠で一部見えないが、南側を流れている小川と水路が繋がっているのだろう。
すぐ隣には、観音堂 吉橋大師第七十一番がある。
トーテムポールならぬ、フクロウポール?
八千代市高津の探索、いかがだったでしょうか。
八千代市の記事が少ないので、この後も続きます。
(訪問日:2021年12月)
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弁天池は30年程前にはすぐ横の中学校の生徒がザリガニ釣りとかしてましたね