「鯛せんべい」房総のお土産!安房小湊の亀屋本店でお土産を購入 -小湊⑵

安房小湊、房総のお土産といえば!鯛せんべい。
千葉県で知らない人はいないのでは?と思うほど有名なお菓子ですが、鯛せんべいの歴史って興味深いですよね。亀屋本店で鴨川のお土産を見てきました!
(株)亀屋本店 小湊店
千葉県鴨川市内浦1906。JR安房小湊駅を降りて徒歩数分。国道沿いに構える「亀屋の鯛せんべい」が目印。亀屋本店の小湊店へ。

店内は鯛せんべいに限らず、千葉のお土産がたくさん。びわゼリーとか、千葉の海苔せんべいとか…

鯨ハム、せっかくなので購入。なかなか種類豊富なお土産店なので選ぶ楽しさがあって良かった。

鯛せんべい その歴史
鯛せんべいも種類豊富!プレーン以外にも、チョコ味やシナモン味、桜葉風味など。バターもあったかな。皆さんの好みはどれでしょう?
鯛せんべいの歴史について、亀屋本店のホームページより。
「房州名物鯛せんべい」は、大正時代より小湊・鯛の浦に因んで作られている郷土菓子です。
鯛せんべいは、鎌倉時代に小湊に誕生した日蓮聖人の霊蹟、「鯛の浦」に棲息する鯛が、輝く日の出の水鏡に跳躍する姿を表しています。
最初はヒエや粟を材料にした、現在とは大分違ったものが作られていたようですが、大正の末から昭和の始めに上質の小麦粉、砂糖、卵等を使って鯛の姿を作り、白身を片側に表した活き作りの様式が取り入れられました。大鯛の跳躍を型どった“まげ具合”に独特の技術があり、かたち美しく郷土色豊かな銘菓としてお土産品に喜ばれています。
銅板の型に、砂糖・卵を混ぜたものを流し込んで焼き上げるお菓子。
次回の記事で紹介する鎌田製菓さんの展示によると、元々は天津の「廣木堂」さんが昔からの観光地に相応しい銘菓をと提案して「小湊名物 元祖 鯛焼煎餅」としてつくられたそう。その元祖は今営業していないが、試行錯誤が繰り返されて現在の形に。
素朴ながら美味しくて食べる手が止まらないお菓子ですね!
(訪問日:2022年3月)
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