昭和の大スター！河部五郎さんの石蹴りを発見

ボトルディギングのレポート。今回は比較的新しい瓶ばかりだったので、母が見つけた石蹴りをメインに紹介予定です！とてもレアなものでした…

ボトルディギングの成果

とある日の収集結果。すべて掘っているわけではなく、表面採集です。

ビン類は比較的新しいものが多く、中には錆びてしまっていて蓋すら取れないものもあり…

一番右のファンタのジュース瓶は、プリント部分も綺麗に残っているので良い感じ。ファンタの瓶は現在販売されているのを見たことがないので、私は初めて見ました！

昭和世代の方には懐かしいのでは？

今回のお宝！ガラスの石けり。母が原っぱを石かと思って蹴ったら、まさかのガラスの石けりだったそうで…そんなことって現実にあるんですね～

直径約6㎝。以前購入した石蹴りよりも大きく、存在感のあるタイプ。

色は、光に当てると黄緑色。茶色と黄緑色が混じったような色で、絵柄がとても見づらい…もしかしたら戦争が間近に迫ってきている時代につくられたのかもしれない。

また、絵柄も中心からずれているのが愛くるしい。裏は擦れたような痕跡があるので、子供たちに遊ばれていたと思われる。

石蹴りってどうやって遊ぶんだろう？割れてしまうのでは？

という心配の声もあるが、昔の地面は土だったので今よりも心配はなさそう。祖母に聞くと、地面に丸を書いて、その中にガラスの石けりを入れる遊びをしていたとか。

今回のものは、人物が描かれているのでコレクションとして集めている子供たちもいたかもしれないですね。

そして、今回の石けりの絵柄をイラストで描いたものがこちら。

河部五郎、刀を持った和服の男性が描かれている。

河部五郎さんとは？

河部五郎（1888～1976）昭和初期の日活映画で活躍したスター俳優であることが判明。調べると詳しいプロフィール、出演した映画などがまとめられている。

「役者列伝」という記事に載っている写真を見ると、キリっとした顔立ちが石蹴りの顔と似ている。

また、河部五郎の石けりを検索するも、全然見かけなかったので、貴重なものかもしれない。昭和初期の子供たちにとって憧れのスターの石けり。

埋もれずに見つけることができて本当に嬉しい。大切に保管していきたい。