【骨董市】宗吾霊堂にて初めて出会った骨董市 -宗吾⑵
今回は骨董市!偶然、宗吾霊堂へ訪れてみると骨董市が開催されており、自身初となる骨董市でのお買物の様子をレポートします~
歴史ある宗吾霊堂で行われている骨董市の雰囲気が堪らないです!
宗吾霊堂で開催されている骨董市
千葉県成田市宗吾1丁目。京成本線「宗吾参道駅」から徒歩で約20分ほど。
歴史ある宗吾霊堂へ到着。前回の記事で、駅から参道を歩く魅力についてはたっぷりと綴っているので、まだ読んでいない方はぜひ!
お土産屋さんが並んでいる風景にノスタルジックを感じていると、仁王門の辺りで何やらお店が…
まるで「男はつらいよ」の寅さんが出てきそうな雰囲気。様々な骨董品が並べられている。
今まで骨董品をテレビでしか意識したことが無かったし、自分には縁が遠いなと思っていたので骨董市の存在も知らなかった。
その後、徐々に骨董市に魅せられる私なのだが、この宗吾霊堂で骨董市に出会ったのは奇跡。この日は4人の出展者がおり、丁寧に品物の解説をしてくださった。
宗吾霊堂の骨董市の開催日は、第2・4日曜日
「俺は、来週の木下の骨董市にも出展するよ~」と教えてもらったので、「今回買いそびれた商品を買いたい」と思い、第一土曜日に開催されている木下骨董市を追いかけることになった。
宗吾霊堂の骨董市は、出展者が4人と規模は小さい。だが、とても静かで落ち着いて骨董品を眺めることができる。
そして、皆さん人が良い。歴史好きの私にとってはすべての品物が勉強になる。また、地方で開催されているため、都内の骨董市よりも価格が安いとのこと。
東京の「大江戸骨董市」でも出展しているそうだが、品物も価格も違うそうなので比較的安く買いたい人にはおススメかもしれない。私はあまり高価なものは求めておらず、小さな安いものが欲しかったのでちょうど良かった。
雰囲気が良くて、ここで長時間滞在してしまったくらい。
昭和レトロなグラス
昭和レトロなグラスを2つ購入した。
スカットのグラス
「おお~!スカットだ!」と興奮してしまったのがこちらのグラス。ちょっとボロボロだけど箱付きで300円。安い~
最近まで「スカットとは?」と思っていた私だけど、ホーロー看板で残っているところも多くて記事でも度々登場している。
明治乳業の「スカット」。1970年代発売。瓶入りの炭酸飲料らしい。
スカットの種類は、オレンジ・グレープ・レモン・ライム・リンゴがあったらしく、覚えている方もいるかな?
「スカッと飲もう」のキャッチコピーが覚えやすい。
今回私が購入したものは、「スカットグラス」と書いてある。
あと、ホーロー看板とは違うキャッチコピーも。
「心がかわいたらスポーツ ノドがかわいたらスカット」
時代を感じる良い商品だな…
名糖牛乳のグラス
もう一つは名糖牛乳のグラス。こちらも300円。
箱に粗品と書いてあるのでノベルティグッズ。
昭和28年(1953)年誕生の協同乳業のブランド「名糖牛乳」。クラウンマークが中央に描かれていて可愛い。
retro shop MONTAGEによると、1970年代~80年代の商品だと思われる。
これに出会う数日前に、松戸の商店街で名糖牛乳の建物に出会っていたので何だか縁を感じた。→松戸「松飛台商店街(御立場商店街)」くぬぎ山駅から歩いて商店街へ
記念の盃
あと、こちらは母が購入し2つの盃。
母は軍関係の歴史を追っている。
二つとも戦前の兵隊さんが兵役満了(二年)で除隊する際に記念に買って持ち帰った杯とのことで、旭日旗(連隊旗)柄のモノは「輜ノ二」と描いている様ですので輜重兵第二連隊(仙台)のモノでは?との事
もう一つの小さい方は、九谷焼。
九谷焼は、初心者の私でも持ってみると上品な質感が伝わってくるほど、軽い。
どちらも300円ほどだったので破格。おじさんが「千葉の盃も持っているよ~」と話していたので、木下骨董市にも行ってみようと誓ったのでした。
(訪問日:2021年4月)
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