「甚兵衛そば」宗吾霊堂門前の明治創業の蕎麦屋 ⁻ー宗吾⑶

「甚兵衛そば」宗吾霊堂門前の明治創業の蕎麦屋 ⁻ー宗吾⑶

宗吾霊堂に訪れたら「甚兵衛そば」に立ち寄るのが鉄板!

明治創業、老舗の「甚兵衛そば」は昔ながらのメニューは蕎麦のみのお蕎麦屋さん!歴史だけでなく、安くて美味しい間違いない名店でした。

宗吾霊堂門前の名店「甚兵衛そば」

千葉県成田市宗吾3丁目565−4。

前回紹介した「宗吾霊堂」へ。その門前に構えているのが「甚兵衛そば」である。駐車場も隣接しているので安心。

甚兵衛そば

宗吾霊堂の周辺は、飲食店が他にも色々あるみたいだが、せっかくなので名物の「甚兵衛そば」を頂くことに。日曜日のお昼のこと。

甚兵衛そば

ちなみに月曜日が定休日なので注意。

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甚兵衛そばの店内へ

ちょっと変わったルールがあり、初めて訪れるときは戸惑うかもしれない。

入り口近くのレジで注文して先払いする。その後、札をもらって席へ。(知らなかったので先に席に座ってしまった笑)

レジにて

レジの横にはお土産がズラリ。甚兵衛おみやげの乾麺蕎麦も販売中。

お土産コーナー

こういうお土産コーナーが充実しているお店も、なんだか昭和を感じるな~雰囲気が素晴らしくて拍手したくなる。

充実していて素晴らしい

そして、見てびっくりのシンプルなメニューがこちら!

おしながき

メニューは6種類!全部そば!

これ以上もこれ以下もありません。昔から変わらないメニューが今も受け継がれています。

店内は広々としていて、テーブル席が多数。既に多くのお客さんで賑わっていたけど、密ではなく程よく空いていた。

店内の様子
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とにかくお蕎麦が美味しい…!!

「甚兵衛そば」(490円)を注文。船の形が粋ですね~(船の秘密は後で解明します。)

甚兵衛そば

490円、安すぎる…しかもちょうど良いボリュームで美味しい。他のお客さんがおかわりをしていたのも納得。これならおかわりできるわ~!

安くて美味しい

さらにですね、「そば湯」もセットで運ばれてくるんです!食べ終わった後、ツユにそば湯を入れて飲む時間は至福ですね。

そば湯

私は「玉子とじそば」(580円)を注文。

玉子とじそば

正直、あんまりお蕎麦って好きではないのだけれど、ここのお蕎麦は本当に美味しかった…!そば粉の香りが豊かで、奥深い優しい味。

最後の一滴まで美味しい。なんでこんなに美味しいのに安いんだろう。

マーク入り

従業員の方がとても多く、メニュー数も少ないので回転率が良いのかもしれない。明治からつづく老舗蕎麦店の愛される理由がとてもよく分かった。

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「甚兵衛そば」の歴史を紐解く

「甚兵衛そば」の甚兵衛って誰?と思う方もいると思うので、歴史を紐解いていきましょう。

宗吾霊堂に祀られている、下総国印旛郡公津村の名主木内惣五郎(通称「宗吾様」)。その方が将軍直訴のために江戸へ向かう惣五郎を対岸に送り届けたのが、甚兵衛だったのです。印旛沼の渡し守だったとされています。

昔の写真

明治初期に創業した「甚兵衛そば」。昔の写真が店内に飾られているが、昔は隣の駐車場のあたりに建物があったのだとか。

「昔はかなり儲かったのよね~」と女将さんが話していたのが印象深い。宗吾霊堂への観光客もかなり多かったのだろう。

とても大きな絵

さらに奥にも客席が。その時は使われていないようだった。

店内はとても広い

店員さんも優しくて雰囲気が素晴らしかった。これは間違いなく名店だ…今まで知らなかったのが恥ずかしいくらい。

お店の入り口

甚兵衛が船乗りだったことから、木製の舟の展示も。先ほどのセイロの舟も納得ですね!

木製の舟

建物を移転する前、お店は駐車場のあたりにあり、停車場の目の前だったという。

現在の様子

宗吾霊堂へ観光で訪れる際は欠かせないお店。

明治の人々も停車場から降りて立ち寄ったと考えると感慨深いものがある。

 

(訪問日:2021年4月)