「新小岩第一末広商店会」ひっそりと残る商店街の面影 -新小岩⑺

新小岩駅南口近く、道路沿いに広がる小さな「末広商店街」を歩く。グーグルマップに「末広商店街」と書いてあるので一度歩いてみたいと思っていた商店街である。
新小岩「末広商店街」へ
東京都葛飾区新小岩2丁目1−20。総武線「新小岩駅」南口。
駅前は再開発が行われており、平日でもかなりの人混み。東京だな~と感じる駅前に疲弊…するのは早く、新小岩駅南口から左折すれば人通りが少ない商店街に出会える。
グーグルマップに書いてある「末広商店街」である。Y字路の左が今回の商店街。右は次回紹介するが、レトロな街灯が残っていて素晴らしかった。

商店街の入り口にある中華料理屋「華楽園」。

なんて味のある外観…たまらないなあ。
街灯は最近よく見かけるタイプ。正式名称を「新小岩第一末広商店会」というようだ。

第一、ということは第二もあるのだろうか?
バス通りではあるが、歩道にガードレールが設置されており、すれ違うには少し狭い。そのため、歩いて買い物をするといった賑わいは感じられなかった。
ただ、昭和感のある町中華が点在しており、飲食店が多いイメージ。

ラーメンは400円!新小岩駅近くでこんなに安いラーメンを頂けるとは…!

消えた商店街
ディスカウントショップ「ふじや」。グーグルマップには百貨店と書いてある。昔から様々な商品を扱っているお店なのだろうか。

2009年頃には、レトロな時計店も存在したようだ。今は新築の一軒家になっている。
同じ並びに現在も残っている古い建物。古書を扱う「栄和堂」と看板がある。

ピンク色の外観に立派な瓦屋根…右側には大きな換気扇もあることから、元は飲食店では?と思ったり。

路地の裏にも街灯がある。末広という名称からも想像するに、昔は各道に派生していたのかな?

伊藤ハムの大きな看板があるのは精肉店「土屋」。訪れた日は定休日だったのか、閉まっていた。

その向かい側は見事に更地になっているが、2008年のストリートビューを見ると個人商店の建物が並んでいた。
昔はどんなお店が並んでいたのだろう。
調べてもほとんど情報が出てこないので、この記事で記録に残しておこうと思う。
新小岩の記事、まだまだ続きますよ~!
(訪問日:2021年6月)
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