JR成田線「椎柴駅」下車。駅周辺の商店街とパン屋「マロンド」 -椎柴⑴
銚子、JR成田線の「椎柴駅」にて下車。駅前の商店街を抜けて、大通り沿いを歩いていくと近代建築が待っていました。椎柴編、数記事つづきます!
JR成田線「椎柴駅」と駅前商店街
千葉県銚子市野尻町。JR成田線「椎柴駅」へ。
昭和8年開業の椎柴駅。現在は無人駅で、平成19年に駅舎改築とのこと。
旧駅舎は開業時の木造平屋建てだったというが、トタン板で覆われていたみたい。他の駅に比べると以前は閉鎖的…
そして現在の椎柴駅前の様子。
駅前に大丸交通(大丸タクシー)の野尻営業所があり、タクシーが待機していることが多いそうだ。街灯には「野尻町商工連盟」と看板あり。
また、駅の南側には銚子市立銚子高等学校(旧銚子市立銚子西高等学校)があったが、平成30年に銚子スポーツタウンとしてリニューアル。関東最大の合宿施設とのこと!
駅前を探索。大丸タクシーの入り口脇にあった石碑?が気になった。
石碑だとしたら道路元標位のサイズ感だが字が読めないな。柱かな。
そして椎柴駅北口を進むと小さな商店街のような街並み。交差点を中心に左折してもいくつかお店がある様子だった。
左側には、やすい電器、和泉屋商店。牛乳やたばこの販売をしていたが現在は閉まっているようで残念。その隣には御食事処富十があったようだ。
こちらは交差点の角にある高島酒店。
地酒をそろえているようで、ホーロー看板も。「月の輪」は岩手の酒造みたい。
そして今回最初に歩くのは、椎柴駅北口から東側。国道356号線沿いにお店や寺社仏閣が並んでいる。わくわく。
駅前の商店街を抜けると県道71号。
県道から国道へ出る。
国道を西へ。こちらは旧銚子市役所西部支所の建物。2023年現在更地になっているようだ。
老朽化のため廃止になったようだ。
パン屋「マロンド」
国道沿いに「マロンド」という手作りパン・ケーキのお店が見えた。マロンドって千葉で有名なあのマロンド?と思ってしまうがこちらは椎柴のマロンドさん。
店内は昔ながらの素朴なパン屋さん。
今日のお昼ご飯はこのパン屋さんで購入することに。
店主の方とも少しお話ができた。
バスが1日4本、学生と高齢者が電車を利用するが多くの方は車が交通手段。イオンまでは車で15分と意外と近い。
椎柴駅前も商店街は今はなく、銚子も飯沼観音の表参道が銀座だったけどシャッターだね~と言う話とか。
また、近隣の古い建物の情報も教えて頂き助かった。
負い目を感じてしまうのでお店に入ったら購入してお話を伺うようにしているが、こうして地元の方とお話する時間が楽しい。
(訪問日:2022年3月)
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「椎柴駅」って、千葉県民のワタシも知りませんでした。
でも、そういう小さな駅前で、毎日こつこつとパンを作り続けている人がいるのですね…。こういう(「舞浜」駅前と比べると少々)ひなびた駅で、青空を見上げながら食べるパンは美味しいでしょうね。
明里さんのレポートを読んでいると、千葉県も広いなぁ~と改めて感じますし、房総半島だけではなく、日本全図を【徒歩】で測量した伊能忠敬さんて、すごいなぁーと思います。明里さん、目指せ、令和の伊能忠敬!歩いて歩いて…歩き尽くせ~ってことです(笑)。