「柴又のおもちゃ博物館」ハイカラ横丁の2階にある、子供の夢が詰まった昭和の宝箱 -柴又⑷
柴又のおもちゃ博物館。柴又の参道近くに大人も子供も楽しめるスポットがあります。
前回紹介した駄菓子屋「ハイカラ横丁」の2階。以前から気になっていた博物館へ潜入してみました!
柴又のおもちゃ博物館
寅さんでお馴染みの柴又。柴又駅を降りて、帝釈天参道へ向かう途中にある「柴又おもちゃ博物館」で寄り道。
1階の柴又ハイカラ横丁のレジで、おもちゃ博物館のチケットを購入!
入館料:200円(1歳以上共通)
開館時間:土・日・祝日11:00~18:00
入り口の階段が横にある。
葛飾区はおもちゃの街。昔からおもちゃメーカーの工場が葛飾区に集中していたそうだ。その下町葛飾のおもちゃ文化を伝えたいという方々によってできたのが、おもちゃ博物館。
子供の頃から柴又の駄菓子屋、玩具店、露店等で買い集めた膨大なコレクションをお持ちの漫画原作家黒沢哲哉氏に協力していただいたそうで、かなりの種類のおもちゃが揃っている。
ハイカラ劇場
館内に入るとまず右手に「ハイカラ劇場」とある。
弟によるとF91のガンダム作品だそうだ。1991年、今から30年前。
昭和の映画のポスター?よく見ると、南千住文化、三ノ輪文映などとあり今は無さそうな映画館の名前が確認できる。
昔の映画館ってこんな感じだったのかな…この場所では昭和40年代の映像などを見ることができるらしい。
コカ・コーラの自動販売機も今となっては珍しいのでは。
撮影したいものが多すぎて困るくらいたくさんコレクションが展示されている。
レトロおもちゃ・ゲームの宝庫!
中央、壁沿いに展示コーナー、所狭しとレトロゲームが展示されている。
入手困難なレアグッズも多数。私は世代ではないのでよくわからないが、ものすごい数のコレクションに圧倒される。
ゲームは実際にコインを入れて遊ぶこともできる。私も小さいころによく遊んだので懐かしい~
昔の雑誌もびっしり展示されている。サンデーや幼稚園、ジャンプなど今もお馴染みの雑誌。
おもちゃ博物館は土日しか営業していないので気を付けよう。この日は他に1組カップルがいたくらいで、そこまで混んでいなかった。
HI-Cの看板も実物を初めて見た。
こちらは、指人形と消しゴム?これだけの種類を集めるのは相当大変だろうな~
空いている空間を潰すように、ゲームが置かれている。どれで遊ぼうか迷ってしまう~
こちらの棚は、雑誌の付録のようなおもちゃ。私もよく雑誌の付録集めてたな~!
摩訶不思議な宇宙の空間?
仕切りがある向こうにも、展示がある。わくわく。
右奥にあるのは和室?野球盤があったりするので男の子の部屋みたい。
親父の小言。何だろうと思ったら江戸時代に世に広まった処世訓だそうだ。面白い。
左にあるのが謎の青い空間。
宇宙人がリアル…ちなみに扉の前のボタンを押すと音が流れる。
昭和48年のマジンガーZも。
ロボットや宇宙人、統一されていないごちゃごちゃ感が童心を思い出させるような…とても楽しい空間。
扉に貼ってあるまむしの広告?薬味酒は初めて見た。広告ですら真新しい。
コレクターアイテムコーナー
まだまだあるコレクターアイテム。
部屋みたいに仕切られている。こちらは駄菓子屋玩具くろさわ商店。こういうお店も少なくなってしまったな。
おもちゃのピストル?こんなに多く展示されているのは初めて見た。
中央にあるサーキットコーナー。人気のスロットレーシングだそうだ。
昭和40年代にブームとなり、あちこちで営業されていたという。他のお客さんがプレイしていたが、難しそうだった。
スマートボールコーナーでも遊べる。
私はファミコンで育ったので、とても懐かしくファミコンのカービーをプレイした。といってもカービーで遊ぶのは初。
手が覚えていたので夢中になってしまう。
童心気分に浸れるおもちゃ博物館。
紹介しきれいないくらい大量の展示とゲームがあるので実際に訪れてみてほしい。
子供と一緒に楽しめそう。アナログなゲームやおもちゃ、今の時代にはない楽しさを感じることができる。
(訪問日:2020年11月)
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