和菓子屋「大和屋」佐原銘菓の”ちばらぎ”が美味しい -佐原39
老舗揃いの佐原でおススメしたい和菓子屋さんがある。それが、「大和屋」。「ちばらぎ」というお菓子が美味しかったのでリピートしている。
和菓子屋「大和屋」
千葉県香取市イ465。JR佐原駅から徒歩10分弱、銀座通りに入る手前の佐原信用金庫本店の交差点近くにある小さな和菓子屋さん。
昔から地域に根差した小さな和菓子屋さん。緑色のテント屋根やガラスに貼られた「かしわ餅」、良い雰囲気。この日は一泊二日で佐原のお店を巡っていたので迷わず入った。
ショーケースには、想像以上に色とりどりなお菓子が並んでいて、思わずどれにしよう~と声が漏れる。
おまんじゅうも、「田舎まんじゅう」というあんいっぱいの薄皮のまんじゅうもあり、「残月」と言うのも気になる。
近くには老舗でリニューアルしたお店が、インスタ映えすると若い方にも人気となっているが、昔ながらのこちらの店舗は若いお客さんが入る様子があまり見られず。見た目のインパクトは素朴かもしれないが、中身が素晴らしいのでぜひ立ち寄ってほしい。
佐原名物「ちばらぎ」
そして佐原の銘菓「ちばらぎ」という商品が販売されている。バター生地のホイル焼きの中身は黄色あん入り。洋菓子?2個入り340円。
ちばらぎ?
千葉と茨城をかけあわせた造語だが、紙には佐原や茨城の潮来や利根川付近の地図が描かれている。まさに水郷地帯の銘菓!
そして、バターとサツマイモ入りのあんが相性抜群。甘すぎず、食べやすい。
これ、偶然入らなかったら知らなかった。2個では足りなかったし、お土産でもっと買えば良かった。次回から佐原のお土産はこれにしよう!と決意。
大和屋さんでしか購入できないのかな?
創業年等を聞くのを忘れたが、
昭和4年の『房総半島 第2版』に「佐原名産 利根水郷羊羹 和洋菓子舗 発売元大和屋本店」の広告が出ている。おそらくこの大和屋だと思うのだが、そうすると創業から100年以上、歴史あるお店は美味しさが違う。
(訪問日:2022年4月)
-
前の記事
日蓮宗浄国寺の煉瓦造り「浄行殿」/元旅館鈴木 -佐原38 2023.09.30
-
次の記事
佐原「一蘭荘」宿泊。小野川沿いの和風旅館!散策にぴったり -佐原40 2023.10.02
コメントを書く