「東洋軒」大正創業の老舗洋食店!名物・インディアンライス -佐原47

佐原にある「東洋軒」は大正時代に創業した老舗洋食店。
カフェーとして当初は営業していたしょうで、現在も変わらず美味しいお食事を楽しむことが出来るため人気店として知られています。
佐原「東洋軒」と歴史
千葉県香取市イ593。場所は馬場本店酒造の裏、細い裏路地にありJR佐原駅からもほど近い。遠くから見ても「洋食の老舗」という看板が目立っているので分かるはず。

大正15年に創業。現在4代目で、季節の魚を使った和食メニューも。また、50名入る広い座敷もあるそうなので2階は宴会等も可能だと思われる。
佐原今昔写真と「金田ホテル・カフェー金田」その歴史 -佐原26
以前の記事でもまとめたが、佐原にはカフェーと呼ばれる女給さんのいる飲食店が多数存在した。その中の組合に名前があるのが「東洋軒」。昭和10年の資料にはカフェーとして紹介されている。その中でも残っているのは東洋軒のみなので、歴史的に見ても東洋軒は魅力的だ。
流石に建物は変わっているので当時の写真とかがあったら見てみたい…
老舗洋食店「東洋軒」でランチ
そして念願の東洋軒でのランチ。ゴールデンウイーク期間だったので30分待ちだった。しばらく近くで待機…
席数がテーブルが3つ、カウンターが数席でそんなに多くないので満席状態。店内は洋食店とは思えない昔ながらの食堂の雰囲気で落ち着く。


東洋軒を調べているとB級グルメらしい「インディアンライス」が気になったので注文。インディアンライス、カレー味のピラフのことを指すらしいが今回初めて遭遇した!

カレー味の黄色いピラフに大きなポークソテー。柔らかくてジューシーなお肉と、程よい味付けのカレーピラフがマッチしていて美味しい。千葉県産のブランド豚「林SPF」を使用しているそうだ。そりゃ美味しい。
しかも漬物に味噌汁と日本式洋食店の良さが全開。
友達はロースかつ丼を注文。(完全に洋食店に来たことを忘れていそうだ…)

なぜ東洋軒でインディアンライスが提供されるようになったのか、それはカフェーの歴史と関係があるのか…気になる。他にも「ジクセル」等珍しいメニューがあるのでまた行きたい。
(訪問日:2022年5月)
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