「東薫酒造」江戸から200年。佐原”関東灘”野歴史を今に伝える酒蔵 -佐原37

「東薫酒造」江戸から200年。佐原”関東灘”野歴史を今に伝える酒蔵 -佐原37

佐原の「東薫酒造」へ。江戸時代から約200年続く酒造りの歴史を今に伝える一軒。佐原のお土産を購入しました。

東薫酒造(株)と佐原の歴史

千葉県香取市イ627。小野川から少し離れた西側の中央商店街沿いにある「東薫酒造(株)」。手前にある「馬場本店酒造」は店舗の販売スペースが小さめなので今回は、東薫酒造さんでお土産を探しました。

馬場本店酒造

以前の見学記事→「馬場本店酒造」を見学!”関東の灘”佐原の醸造業の歴史について -佐原⒃

東薫酒造

船運と水郷地帯という酒造りに適した条件のもとで、佐原の酒造の歴史は発達。日本地図を作り上げた伊能忠敬の伊能家も酒造業を営む名主として、東薫酒造の創業者は伊能家に弟子入りしたとか。

「伊能忠敬翁顕彰会」の記事にて、佐原の酒造業の歴史についてまとめられている。「関東灘」とも称されていた佐原の酒造業。天明8年(1788)には35名もの酒造家がいたことが分かる。

その後、明治期に入ると運送手段の発達等による影響で酒造業は衰退。現在、佐原には二軒の酒造が残るのみとなりました。

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店舗でお土産を購入

上記の写真左手が直売店。木製の引き戸を開けると思ったより広い店内だった。ゴールデンウイークだったのでお土産を探している方々で店内はいっぱいだった。

果実酒も美味しそう

あまりにも混んでいたのでササっと買い物を済ませて購入したお酒。旅館で開封…

東薫酒造で買い物

 

梅酒も購入

30年以上の長期熟成酒で醸した梅酒とのこと。

同じく佐原の老舗で購入したお菓子等も合わせて晩酌。

 

余談。

東薫酒造の近くで見かけた建物。分厚い屋根の下には茅葺屋根が隠れていそう。

火の見櫓

 

(訪問日:2022年4月)

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