「中村屋商店」明治創業の和雑貨屋&博物館!現在はお洒落リノベカフェに -佐原31

佐原の顔ともいえる角に建つ「中村屋商店」。現在はリノベーションされてカフェとしても営業中。隣接する蔵は和雑貨屋と博物館として見学ができました。
佐原「中村屋商店」和雑貨屋さん
千葉県香取市佐原1720。佐原観光の中心ともいえる忠敬橋の南西角に建つ中村屋商店。現在、サツマイモ生絞りモンブランなどオシャレなデザートが頂けるカフェ「VMG CAFE」として営業中。
私が小学生の頃、10年前は昔ながらの雑貨販売をしていたが…
中村屋商店としては川沿いに入口のある蔵の方で和雑貨を販売しているそうだ。

10年ぶりくらいに入店する。1階が和雑貨屋、2・3階が博物館として開放している。
明治7年創業。店舗兼住宅は安政2年築の千葉県指定有形文化財。

中村屋商店は、店舗兼住宅は安政2年(1855年)の建築です。3階建ての土蔵は明治25年(1892年)の大火後の建築です。明治7年(1874年)頃より代々荒物・雑貨・畳を商ってきた中村屋商店は正面の交差した道路に沿った変形の敷地であるため、母屋の隅の柱を五角形断面にし、内部の架構に工夫をこらし、間取りも変形平面の部屋を設けるなどされています。全体として一階に店舗と台所を二階には座敷を設けたよくまとまった平面構成となっています。平成5年(1993年)2月26日に千葉県の有形文化財に指定されました。(まるごとeちばより)
今回はカフェは混雑していたのでまたの機会に。蔵1階で営業している和雑貨屋の方で、佐原のお土産を購入することにした。
可愛らしい手ぬぐいがちょうど銭湯に持っていくのにぴったりだったので購入~

蔵が博物館に 見学可能
3階建ての土蔵、2階と3階が資料が展示されているミニ博物館として開放されているので見学させていただいた。

蔵の階段と言うことでいつも以上に急勾配な階段なので足が悪い方は厳しいかもしれません…
歴代の当主の五月飾りの展示。明治、大正生まれの方の飾りが中央、現代のものは兜飾りが一般的に見るものだけど神武天皇や木彫りなど時代によって異なる趣向が面白い。



平成13年まで中村屋では畳材料卸業を行っていたそうです。特約店の看板が並んでいた。


昭和5年に佐原で相撲興行が行われた際の番付も展示。
また、興味深かったのは店舗入り口の上部に並んでいた提灯入れ。習志野市の旧商店でも同様のを見たことがある。沢山並んでいる姿は圧巻だった。

佐原「しょうゆジェラートアイス」
余談ですが、近くの駐車場で販売されている「しょうゆジェラートアイス」が美味しかったのでご紹介。

佐原は醤油の里・地元産《正上》生醤油・搾りたて牛乳…
これは食べてみるしかない!と思い購入。
400円。醤油のスイーツって想像できなかったが、程よい塩味。これは美味しい~
散策の休憩にぴったり!佐原編つづきます!
(訪問日:2022年4月)
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