佐原「一蘭荘」宿泊。小野川沿いの和風旅館!散策にぴったり -佐原40

佐原で宿泊。古い老舗旅館は現在営業していないのですが、今ある中で古風な宿を選択。
旅館一蘭荘にお世話になりました。
佐原の旅館「一蘭荘」宿泊
千葉県香取市イ3839−1。佐原の街を南北に流れる小野川の川岸通りを北上する。開運橋の近くにある木造二階建ての旅館、一蘭荘が見えてきた。

手前が駐車場。ゴールデンウイーク期間だったので他にも宿泊しているお客さんがいた。夕方にチェックインを済ませて佐原の散策にぴったりな立地。

部屋は二階の川沿いの部屋だった。入った瞬間に広がる井草の良い匂い…!思わず畳の上でごろん。

エアコン完備。トイレや風呂、冷蔵庫は共同ですが掃除が行き届いていて綺麗。快適に過ごせました。

今回は佐原のお店を巡りたかったので素泊まりプラン、しかも銭湯に入ったので旅館での入浴はせず。



佐原宿泊記つれづれ
一蘭荘の歴史は50年くらい。昔は40人ほどの宴会も行っていたそうですが、お話を伺ったところ年齢の関係もあり今はあまりやっていなさそう。

宿泊される方も高齢になってきたため、「ベッドにしてほしい」との要望も多いらしく、私のような若い人が宿泊していることに関して「若いのに偉いね」と感心しておられました。
「何もないから…」と風呂は檜、Wi-Fiにウォーターサーバーと充実したサービス。素泊まり6千円弱なので十分なサービスだと思った。
老舗旅館、佐原にも木の下旅館をはじめ、木内旅館など存在したが今は一軒もなく、大幅にリノベーションした高額な宿が多い。その中で戦後の創業ではあるものの、どこか落ち着く雰囲気と価格帯で気軽に宿泊できる宿があるのは有難い。
朝食は佐原駅方面へと歩き、今は閉店してしまった志田ストアーで調達。まさかこの時は閉店するとは思ってもいなかったな…

中村屋商店で購入した手ぬぐいを持って夜は銭湯へ。

佐原の川沿いの宿に泊まる。その夢が叶って嬉しい。
チェックアウトする際は女将さんが深々と挨拶してくださり温かい気持ちになりました。
一蘭荘
素泊まり 5500円~
朝食付き 6600円~
(訪問日:2022年4月)
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