茶屋花冠上川岸別邸|佐原の古民家カフェ.プリンと雑貨のお店 -佐原53

茶屋花冠上川岸別邸|佐原の古民家カフェ.プリンと雑貨のお店 -佐原53

佐原の古民家カフェ「茶屋花冠上川岸別邸」で美味しいプリンとバナナジュースをいただきました。高級感がありお洒落な空間にリノベーションされ、二階から見る佐原の景色も素晴らしいです。

 

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茶屋花冠上川岸別邸(佐原の金利跡地)

千葉県香取市イ498「茶屋花冠上川岸別邸

小野川沿いの一等地に構える古民家カフェに立ち寄りました。実は奈良漬けを営んでいた商家をリノベーションした古民家カフェ。
1階は「町並み観光案内所」で、以前立ち寄った際に、奈良漬けの製造販売をしていた建物だと知る。

茶屋花冠上川岸別邸へ

1階の様子↓
「金利」(現町並み観光中央案内処)佐原名物の”奈良漬”製造販売旧店舗 -佐原44

「金利」(現町並み観光中央案内処)佐原名物の”奈良漬”製造販売旧店舗 -佐原44

佐原の名物だった奈良漬けの製造販売をしていた建物で、店舗は明治後期築、土蔵は天保二年築とのこと。

2021年に洋菓子喫茶と雑貨屋としてオープン。「茶屋花冠グループ」の佐原3号店目。Instagramでよくプリンアラモードの美しい写真がアップされているのが以前から気になっており、少しお高い気もするけど古民家カフェとしての活用方法を勉強しに行く名目で今回伺いました笑

喫茶入り口は、1階の案内所の右側。さすが商家、奥に長い造り。入口脇にある箱階段(急勾配)を上がると2階のイートインスペースへ。

入口を振り返る

まず入り口付近の雰囲気に圧倒される。

商家時代の棚と電話室を上手く利用したモダンなショーケース。外の明るさを感じさせない大人な雰囲気の入口に吸い込まれるようにして店内へ。

昔の電話室

電話室が設置されるほどの大きな商家だったのですね…!
煌びやかな雑貨によって新たな息吹を感じる電話室。

貼り紙がそのままなのが良い…

奥に進むと雑貨販売コーナー。レトロな器や食品、佐原のお土産にも良さそうですね!

雑貨販売コーナー

1階の一番奥にもイートインスペースあり。お手洗いと蔵がその奥に。

壁に掛かっているのは、かつての奈良漬けの包装紙。同じものが案内所にも飾られていた。奈良漬けの商家がこんなにモダンな古民家カフェに変貌するとは昔は想像もしなかっただろうな~

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2階で佐原を眺めながらスイーツ

入口付近の階段から2階へ。

茶屋花冠上川岸別邸 2階

茶屋花冠上川岸別邸の2階はより高級感漂うテーブル席。

プリンアラモード専門店、とのことだけど1870円に怖気づいてしまい単品でカスタードプリンを注文。

少し硬めのプリン

地元の複数の卵をブレンドし、バニラビーンズに頼らず卵の味わいだけで勝負できるカスタードプリン。甘すぎないカラメルソースとの相性も抜群、リッチなプリンを堪能。

そして、バナナジュースも合わせて注文した。自分で注ぐスタイルなのが斬新な上にコップ一杯で終わらないので満足感もあり。

また、卵にこだわっているのでたまごかけごはん500円も美味しそうだった…

二階から小野川沿いの街並みを眺めることが出来る。

ちょうど秋祭り期間で山車を2階から見ることが出来た。特等席なのに空いていてラッキーでした。
いつも下から見上げる山車を間近で見ると人形の大きさを実感。

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佐原駅前から発見された煉瓦や瓶

最後に余談、佐原駅前の看板にて。
平成12年(2000)の佐原駅前の舗装の打ち替え時に発見された煉瓦や、平成27年(2015)の工事の際に出てきた品川白煉瓦、大日本ビール、愛生舎の牛乳瓶、インク瓶についての記述。

アスファルト舗装が普及する以前の煉瓦舗装は、市内の諏訪神社や旧家の敷地でも現在も見ることが出来るという。諏訪神社の煉瓦舗装何処だろう…

また、市内八日市場にあった「愛生舎」の牛乳瓶も良いな。ボトルディギングの血が騒ぐ。

 

 

(訪問日:2022年9月)

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