【ボトルディギング】ガラス製の瓶の蓋「チキンソース」ニワトリの絵?

【ボトルディギング】ガラス製の瓶の蓋「チキンソース」ニワトリの絵?

ボトルディギングの記事、今回は変わり種の瓶の蓋をご紹介します。同じものを持っている方がいたら嬉しいです。

ガラス製の蓋 ニワトリの絵?

キラーン。

茶色い土に囲まれて、光り輝く何かが落ちていた。最初は、オモチャかと見逃しそうになったのだが、試しに持ち上げてみると、ガラス製の瓶の蓋だった。

光り輝く瓶の蓋

表には、明らかに鶏のイラスト。どこからどうみても鶏である。
そして周りにはギザギザの凹みがあり、持ち手が持ちやすくなっている。

全体的にアクア色で、瓶の蓋といっても簡単にはめるだけのシンプルな造りだと思う。水泡が入っていて、かなり古い。

綺麗な蓋

果たして何の瓶の蓋なのか。鶏が描かれているのは、関係があるのか。

戦前の瓶の蓋、として検索しているが類似品が出てこない。

どうして鶏なのだろう。うーん、この謎が解ける日は来るのだろうか。

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追記:チキンソースの瓶の蓋ではないかとボトルディギングを趣味にしている方から教えて頂いた。

チキンソースは戦前の話なのでご存知の方も少ないと思います。私も初めて聞きました!「拾うたんじゃけえ!甲」さんのブログによると「1912年(明治45年)荒井長治郎氏(荒井吟醸/荒井長次郎商店/のちのチキンソース株式会社)発売の、「スワンソース」を前身とします。」とのこと。

瓶にも鶏のエンボスが入っているそうで、今回拾った蓋にも近い…!後日、チキンソースの当時の広告や看板を見かけたので、またチキンソースの記事でもまとめようかなと思います。

 

追記:チキンソースの工場

チキンソースについて、千葉市の幕張本郷3丁目に工場が存在したとコメントをいただいた。現在、「ダイアパレス幕張本郷ウインダムヒル」のマンションが建っている辺りが跡地らしい。幕張本郷駅からは南東、国道沿いに存在したのか…驚いた。

 

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レトロなタイル その他拾ったもの

この日の収穫は少なくて、紹介するものが無いのが申し訳ないのだけれど、他に見つけた気になるものを写真に収めた。

こちらは、戦前のタイルの破片。おそらく旧家の解体に伴って、壁ごと剥がされたもので一部だけ落ちていた。

タイルの一部

このタイルの名称を検索しても見つけることが出来なかったのだが、雷紋のようなひし形のデザインに美しいエメラルドグリーンで彩られている。以前、お手洗いの壁で使われているのを見たことがあるので、このタイルもお手洗い等で使用されていたのかもしれない。

旧家が解体される前に見たかった…泣

さらにさらに、青磁の陶器製便器の一部も捨てられていた。

陶器製の便器が

古いものは、普通の人にとっては価値が無いと思われているかもしれないが、マニアにとってはどれほどの価値があるか…ブログを通して少しでも多くの方に魅力が伝わると嬉しいです。

 

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