「佐倉せんべい」京成佐倉駅前のお店。閉店しても、明かりが灯る理由は -佐倉⒃

「佐倉せんべい」京成佐倉駅前のお店。閉店しても、明かりが灯る理由は -佐倉⒃

京成佐倉駅前で見かけた「佐倉せんべい」の看板。営業はしていないが、運よく話を伺うことができた。今まで調べた千葉県内の煎餅屋とも関わりのあるお店で、話すことができて良かったです。

京成佐倉駅前の「佐倉せんべい」

千葉県佐倉市栄町。京成本線「京成佐倉」南口の通りに、「佐倉せんべい」と目立つ看板が。

京成佐倉駅前

以前、佐倉を探索した際に、このお店を覗いたが、
「煎餅を作り続けて五十年。高齢の為閉店しました。」と店先に紙が貼ってあった。→京成佐倉駅前から真っすぐ広がる、名もなき商店街「京成佐倉駅前栄町通り」 -佐倉⑸

張り紙が綺麗だったので、最近閉店したのかな?

佐倉せんべい

2009年放送の「出没!アド街ック天国」にて第28位に選ばれた「佐倉せんべい」。

40年間歯ごたえのある関東風のせんべいを作り続けているという。米としょうゆにこだわった「佐倉大丸(1枚126円)」はきりっと高級せんべいとのこと。

「佐倉大丸」せんべい、気になるな~!

「千葉県佐倉市手焼きせんべい」

一般の方のブログに2013年の情報が載っていた。
佐倉大丸は「佐倉老舗推奨長寿品」に指定されていたお煎餅。今も長寿品はあるのだろうか。

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「佐倉せんべい」の歴史を伺う

前回は閉店しているから素通りしたのだが、これまでに「検見川せんべい」「谷津せんべい」などなど、各地の煎餅屋さんに話を伺っていると、

「佐倉せんべい」もご親戚とのこと!

タイミングが合えば、佐倉せんべいの方にもお話を伺おうと思っていた。そしたら、この日は店内に灯りがついていて入ろうと思えたのだった。

佐倉せんべいへ

「すみませ~ん!」
声をかけると、奥から愛想の良い感じのおばさんが登場。突然お邪魔したのに、お店のこと、佐倉のこと、何でも話してくださった。有難い…!

煎餅屋の名残

佐倉煎餅は、創業50年ほど。老舗せんべい店だ。
他の検見川煎餅・谷津煎餅などとご親戚関係で、同時期に佐倉に出店したのだと思われる。

他にも西船橋、臼井、三郷にも系列店があるとか。ネットにはない情報なので、聞くことができて良かった。

佐倉煎餅書

佐倉煎餅が閉店したのは、約7年前とのこと。

しかし、現在もショーケースはそのまま。夜になると通りが暗くなってしまうため、訪れる観光客のためにも閉店しても灯りをつけているらしい。「観光地なのに暗かったら残念だよね」
なんて心温まる話。

下の写真の右には、「京成佐倉駅前栄町商栄会加盟店」のシールも。商店街、今は無い。

現在は骨董品がたくさん

現在は趣味で集めた骨董品がたくさん並べられている。コミュニケーション能力が高く、懐が広いおばさんは、外国人観光客との交流も盛んで、お店の雰囲気を気に入って訪れる人もいるのだとか。

だから、今回私が訪れても歓迎してくださったのだ。閉店してもお店を開けているお店なんて、他にある…?

外国人にも人気

佐倉せんべいの暖簾をよく見ると、右下に「茂原」と書いてある。茂原せんべいから寄贈されたものなのだろうか?各店のお店のつながりが垣間見えた。

もばらの文字!

壁に飾られているのは、大きな天狗?!骨董品がたくさんあって、見学の価値はあるなと思った。

天狗?すごい

母と3人で話していたのだけれど、おばさんが話し上手で話が止まらない。とても楽しい時間だった。

長話をした
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佐倉せんべいの包装紙が、まだ多く残っているという。佐倉の名所が詰まった素敵な和柄。

残っている包装紙

「いらないから貰っていって~」と言われたので、頂くことに。大量に頂いてしまった。

大きなサイズ!

実はこの包装紙、私の勉強机の上のシートの背景として利用しているもの。ちょうど良いサイズだった。

余っているのが勿体ないな~何か活用できないかな。

外観

看板には「作って売る店」と書いてある。

作って売る店

先ほどの包装紙で初めて知ったのだが、駅前の通りは「京成佐倉駅前栄町通り」という商店街名。

50年前は、佐倉の一番街だったという。魚屋は朝から行列ができ…今は商店街の面影が少しだけ残っている通り。

素敵なお店だった

千葉県各地のせんべい店を周っていたら、各店が関係のあるお店だということが判明。

閉店した佐倉も話を伺えてよかった。

 

(訪問日:2021年3月)