佐倉「川瀬屋」天保元年創業の老舗蕎麦店。行列ができる佐倉の人気店 -佐倉20

江戸時代から続く老舗蕎麦屋「川瀬屋」。街道沿いに佇む佐倉を代表する老舗です!休日のお昼、美味しいお蕎麦をいただきました!
佐倉の老舗蕎麦屋「川瀬屋」
千葉県佐倉市新町129。京成佐倉駅からは徒歩20分ほど。
前回、「佐倉順天堂記念館」を訪問したので駅方面へと戻る形で成田街道を西へ進む。

佐倉市新町、成田街道沿いに面した「川瀬屋」の看板と和な佇まいの店舗が目印!

広い駐車場が併設されており、休日だったので満車、行列が出来ていた。流石人気店!
入るか迷ったけど周辺に飲食店も多くはないので少し待つことにした。
待っている中には家族連れも多く、佐倉観光、車で巡っている人が多いんだなと改めて実感した。

創業は、江戸時代末期の天保元年(1831)とのこと。
現在8代目。190年を超える老舗!
2022年放送の「出没!アド街ック天国」でも紹介されている。
天保元年創業。かつては佐倉藩主の堀田家にも出前をしていたという。8代目が作る名物は、薄衣で海老のプリプリ感が楽しめる大きなかき揚げ。ごま油の香りや野菜の風味も秀逸。
入口は街道沿いと駐車場側の二カ所あるが、駐車場側で待機。

地元の小学生がまとめたと思われる川瀬屋の紹介が素敵。
厨房の大きな釜で麺を茹でている様子や、佐倉で大きな火事に見舞われた際に唯一残ったというカエルの置物などが紹介されている。

現在の店舗はその火災もあって新しい店舗ではあるが、その置物だけ古いのか~今回は見逃してしまったな。
名店の天ぷら蕎麦 ランチに
店内も広く、テーブル席や座敷、2階も宴会席あり。
メニュー撮影するのを忘れたが、すべて二八蕎麦と記載されていた。せいろが620円。季節限定商品も多く、冬の牡蠣天せいろが気になった。
今回注文したのは玉子とじ蕎麦(820円)。町蕎麦屋の価格に比べたら少しお高めだが、その分蕎麦の味が違う。

私は海老おろし蕎麦(1180円)。プリプリな海老とトマト、さっぱりとした味付けでサイクリング旅にぴったり。女性が好きそう。

その他、丼ものやせいろもある。焼酎の蕎麦湯割りも良いな(サイクリング旅じゃなければ…)。
追加で、天ぷら盛り合わせ(1200円)。かき揚げが名物らしいけど海老天が食べたかったので満足!

また、佐倉高校時代の長嶋茂雄さんが通っていたことも有名でアド街の時には裏口から逃げていた?エピソードが紹介されていました。
佐倉市観光の際はぜひ立ち寄ってみてください~
(訪問日:2022年6月)
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