「栄町だるま商店会」銭湯”だるま湯”を中心とした商店街 -栄町⑵
松戸市栄町。前回からここに存在する6つの商店街を順番に辿っている。今回は2つ目、だるま商店会。Googleマップにも記載があるが、”だるま”ってどういう意味があるんだろう?名前が印象的な商店街でした。
栄町「だるま商店会」へ
千葉県松戸市栄町3丁目。前回の栄町本通り商店会の終わりである交差点から北へ伸びる商店街が「だるま商店会」と呼ばれているようだ。
Googleマップにもだるま商店会と書いてある。正式名称は「栄町だるま商店会」。しかし、街灯の看板は名称が消されている…
2019年までは、商店街の入り口にだるま商店会と書かれた看板の街灯が立っていた。
商店街が解散して街灯の看板も撤去されてしまったのだろうか…
営業しているお店がほとんどない。
右側には水路があり、その上に店舗へと向かう橋が架かっている。居酒屋「きみ」の看板が出ているが、昔は同じようにお店が並んでいたのだろう。なんだか風情があるような気がする。
銭湯「だるま湯」を中心に
栄町の商店街について詳しくまとめている「表の家」さんのブログ「松戸市栄町の商店街(栄町3丁目編)Bゾーン」に、だるま通りは「だるま湯」を中心に発展したと書いてある。
私が松戸市の銭湯一覧でまとめた際に、昭和42年(1967)創業の「ニューだるま温泉」が栄町4丁目に存在したことを書いたが、その銭湯を中心に商店街が形成され、商店街名が付けられたことがわかった。
銭湯があったのは、交差点を左折し、商店街に面した通り。現在はアパートになっている。
2011年のストリートビューでは確認できる。
コインランドリー、煙突が見える。銭湯があった頃は商店街にも活気があったのだろうと思う。
中華料理屋「一番」は新しいお店になっていた。
だるま商店会は西側の竹乃橋で終わりで、街灯の看板が残っていた。
ニューだるま温泉に2012年に入浴した方の話が、「銭湯探訪人が行く」に書いてあるが、銭湯内の様子が細かく記述されていてとても参考になった。
今ある当たり前の風景も、いつ無くなるかわからないので淡々と記録に残しておこう。
次は、栄町一番街へ。個人的には一番名称がグッと来る商店街でした。
(訪問日:2021年7月)
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