【レトロ電柱】京成大久保駅周辺に残るレトロ電柱

「レトロ電柱」シリーズご無沙汰です。レトロ電柱の良さを広めたいと思い始めたブログで、色々なことに手を出しすぎてレトロ電柱に触れるのが久しぶりになってしまった。レトロ電柱は、街灯とも呼べる昭和の遺産。今回は千葉県習志野市、京成大久保駅周辺で見つけたレトロ電柱&木製の電柱をご紹介。
京成大久保駅周辺・レトロ電柱MAP

レトロ電柱①商店街の裏
レトロ電柱1本目は、京成大久保駅から駅前の「ゆうろーど」商店街を真っすぐ進み、習雲山薬師寺の裏の方にある建物の敷地内。残念ながら半分から下は、邸宅の高い塀によって隠されているため、わからない。

上部についていた、装飾の名残だけがレトロ電柱の存在感を引き立てている。木々に埋もれてしまっているが、確実にレトロ電柱というか、街灯かもしれないが。敷地内に存在していることで、撤去されずに済んでいるのだろう。

レトロ電柱がある敷地、「飯生」と書かれた大きな看板がある建物なのだが、普通の民家ではない気がする。レトロ電柱と含めて、この場所の歴史を探っていきたい。

レトロ電柱②松山光正稲荷神社
住宅街に突如としてある赤い鳥居が目印の神社「松山光正稲荷神社」。その赤い鳥居の傍に、レトロ電柱が現在も街灯として使われている。

LEDの街灯になり、再復活を果たしているレトロ電柱。


気になったのは、下部が緑色の錆び?のような痕跡があること。地面に埋まっていたのか…果たしてなにがあったのだろう。


レトロ電柱③駐車場の隅
稲荷神社からすぐ近くの、駐車場の隅。電柱の傍に傾いている細いレトロ電柱がある。

上部の飾りもなく、現在は撤去されるのも時間の問題かと思わずにいられない。


試しに頑丈さを測ってみた(ちょっと触ってみた)が、びくともしない。これならこの傾きにも耐え、残り続けるだろう。一安心。

木製電柱①裏門
レトロ電柱の次は、木製電柱。商店街の突き当たりにある日本大学生産工学部の裏門に、一本だけ残る木製電柱。

今まで見た木製電柱の中でもかなり細いタイプ。

木製電柱②大原神社の隣
これは、日本大学生産工学部実籾キャンパスの敷地内にある木造電柱。大原神社の隣から見えた。

夕方に撮影したため、正体がよくわからないが、まさしくレトロ電柱なのだ。レトロ電柱の撮影は明るい時間にしよう。

番外編:ガス灯
習志野市は、ガス灯で有名らしい。最初見たときは、燃えている灯りに恐怖を感じたが、それも演出。

習志野市では、ガス灯が4か所設置されているらしい。習志野市のバスのイラストにもガス灯が描かれているのをみると、観光スポット化も狙っているのかな?

中でも、奏の森のガス灯は暗くなると幻想的な雰囲気になるらしい。今度行ってみたい。
番外編:商店街のレトロな街灯
最近見つけたのが、商店街によくあるレトロな街灯。商店街の西側の裏路地に1本だけ残っていた。

綺麗なオレンジ色の傘の街灯。まさに宝石のような街灯だ。

大久保駅前通りとあるが、移築したものなのだろうか。

レトロ電柱は、誰にとって有益な情報になるかわからない。その価値についてはまだ気づいていない人が多いだろう。いつか、月日が経って、レトロ電柱の良さを感じる人がいたら嬉しい。
(訪問日:2020年7月)
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