レトロ電柱。樋口一葉ゆかりの「千束稲荷神社」にて。吉原遊廓跡地近く -レトロ電柱
レトロ電柱(コンクリート街灯)を各地で探している。今回は吉原遊廓跡地を探索しているときに、近くの「千束稲荷神社」にて貴重なものを発見した。
そして樋口一葉ゆかるの「千束稲荷神社」に初めて訪れた時の記録。
千束稲荷神社
東京都台東区竜泉二丁目。最寄り駅は東京メトロ日比谷線三ノ輪駅。樋口一葉の顔が映し出された看板を発見した。
樋口一葉の名作「たけくらべ」と深い関係性をアピールしている神社。
千束(せんぞく)稲荷神社は、樋口一葉の代表作である『たけくらべ』にお祭りの様子が描かれていることから、ゆかりの地となっている。明治26年から27年にかけて近くの竜泉一丁目に樋口一葉は暮らしていた。周辺には記念館や史跡も残っている。
狐の顔もどこか凛々しく感じた。他ではここまで凛々しく美しい表情の見たことがないな~
樋口一葉の文学碑も設置されていた。
神社の隅のレトロ電柱(街灯)
千束稲荷神社の境内の隅。木が乱立している奥の場所に古い柱がある。
おやおや、レトロ電柱ではないか…
境内の外から観察することにした。東京で残っているのは珍しい。と思っていたら、看板の柱として使われていた。
穴が開いている痕跡も。
「本町通り竜栄会」とプレートがしっかりと残っている。しかしこの通りがどこを指しているのかわからず。もしかしたら移転してきたもの?
東京では珍しいレトロ電柱(コンクリート街灯)。神社の境内の隅にひっそりと残っていて嬉しかった。
(訪問日:2020年10月)
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